湧水を沸かした銭湯は街中のオアシス「菊の湯」#はしごマップスタンプラリー13
松本駅は昔アルプス登山の玄関口としてシーズンは、大勢の登山客で賑わっていたそうです。
山から下りて来た登山者が、最初にやりたいことは、たっぷりのお湯につかること。昔は、駅周辺にも銭湯があったそうです。
時が流れて、現在はJR松本駅からお城口を出て真っすぐ歩いて、10分の「菊の湯」さんが1番近い銭湯です。
自転車置場
松本市シェアサイクルハローもあります。駅からシェアサイクルを借りて乗って来てもいいです。
手描きの看板がいいですね。駐車場は、10台分あります。
下足箱
入口
手書きのコロナ感染対策の注意書きが目をひきます。
番台受付で入浴料大人400円を支払います。手ぶらで来てもタオルなどのレンタルもあります。
ここには、沢山のグッズが販売されています。
中は撮影出来ませんが、許可を頂き脱衣所のロッカーを撮影させて頂きました。
銭湯経営を受け継いだ際に、クラウドファンディングで資金を募りその中でロッカー広告募集もありました。
お湯のお話し
菊の湯さんのお湯は、この場所から湧く湧水を使用しています。お湯はとても滑らかで肌に優しい感じがします。
水風呂の日
お風呂は、普通の湯に加えジェット風呂や曜日限定の水風呂もありました。
せっかくなので、水風呂に初挑戦。熱い湯に浸り、その後水風呂へ。でも足首までしか入れませんでした。3回繰り返して随分リラックス出来ました。
毎月更新される「菊の湯月間スケジュール」水風呂の日、桃の葉湯、コーヒー風呂、薬草風呂、朝ブロあります。
公式FBより〈菊の湯〉の水風呂は、湧水掛け流しで、水温は15℃。連日、暑い日が続いているなかでも、湧水はいつでもヒンヤリ冷えています。〈菊の湯〉では、温水と冷水を交互に浸かる『交互浴』をおすすめしているのですが、最近お子さんのお客様たちにも、交互浴が好評のようで、とてもうれしいです。「水風呂」で、暑さで火照った身体をクールダウンしてくださいね。
ドリンク
銭湯定番の瓶牛乳とコーヒー牛乳
北アルプス牧場 手作りアイスクリーム
手描きの可愛いメニューボードスタッフさんの手作りでした。
2階へどうぞ
2階休憩室
風呂上がり、階段を昇りいざ2階へ
昭和なお部屋
昭和の薫り漂う休憩室は、時間を忘れて寛いでしまいます。
松田牛乳の瓶のイラストも菊の湯さんの至るところに見られるイラストも癒し系です。
はしごチケットサービス
はしごチケットサービスは、松田牛乳1本もらえます。サイコー!
栞日と菊の湯のお話し
2階の窓から正面に「ブックカフェ栞日」さんが見えます。栞日さんの2階からも菊の湯さんが見えます。
昨年秋に栞日さんが事業を継承しました。
オーナーは静岡出身で就職先の旅館が松本市にあり、そのまま定住。後に栞日をスタートさせました。
「銭湯がある街の風景を残したい」そんな想いで菊の湯を受け継いだとのこと。受け継ぐにあたって、大切にしている事が2つ。
1つは今まで菊の湯を慕って通ってきたご近所の(多くはご年配の)みなさんにとって、変わらず心地よい湯と場であり続けること。
あらゆる世代が一つの湯という場所を共有し、コミュニケーションが交わされる、そんな場でありたいとオーナーは話をしてくれました。もう1つは地域と地球の環境、そして利用者の健康に配慮された、「エココンシャス&ヘルスコンシャスで持続可能な銭湯」に、段階的にアップデートしていくこと。
この山岳文化都市、松本で営む銭湯であるからこそ、「街と森を結ぶ湯屋」を目指す。
長い期間をかけて叶えたい菊の湯の夢です。
菊の湯回覧板
2階の机の上に置かれた回覧板。ランニングステーションあり、ヨガあり、整体マッサージあり等、もうここまで来たら銭湯のレベルを超えたコミュニティスペース『菊の湯』
歩こう走ろう湯に浸ろう
「秋の健康月間」手描きの松本まちなかマップには、松本の湧水スポットなど記されています。
#はしごマップスタンプラリー 13
ちょっと時間が余ったら、手ぶらで銭湯はいかがでしょうか。オススメです。
*許可を得て撮影しています。