北穂高岳 『岳』 第3巻 第4歩 乾杯

レベル:
山行日: 2012.09.04
50
標高:3106m
北穂高岳 『岳』 第3巻 第4歩 乾杯

ある日、タクシーの運転手は一人の高年の乗客と話し始めます。
二人の共通の話題は、若い頃に登った山の思い出でした。
この日、客は会社を辞めたところでした。
「何千、いや何万人の人と出会って・・・・・・そしてみんな通り過ぎて・・・・・・」と、むなしさを感じて言う客に、タクシーの運転手は、「おめでとうございます。」と言います。
「お客さんは、今日お客さん自身になったんですから・・・・・・」
客は運転手に、「新しい僕の 新しい友達になってくれないかな?」と言います。
そして、二人はある約束をしました。
それは北穂高岳の山頂で再び会うという約束でした。
このストーリーに泣けた方もいるのではないでしょうか?
一度の出会いで「山」という共通の話題からつながった二人。
通り過ぎない友情はあるのか?
登場人物の言葉が心に響きます。
この大好きな話を再現したくて北アルプスの北穂高岳(標高3106m)に行って来ました。






アンパンを持っていくのを忘れました。
山のアンパン食べたかったな~。
おじさんたちが懐かしそうに言ってましたよね。


北穂高岳北峰のすぐ下には北穂高小屋があり、小屋に泊まったので何回も山頂からの眺めを楽しみました。
2012年9月4日夕暮れ

2012年9月5日朝4時前 オリオン座が見えました

朝4時38分 槍ヶ岳に登る人の光

富士山も見えました

朝5時16分

【市民記者:アルプスちえみ】