2008年9月28日の乗鞍岳周辺の紅葉情報をお伝えします。

岐阜県側の道路（乗鞍スカイライン）が凍結のため、ご来光バスと一部のシャトルバスが運休となりました。観光センターを9時出発のバスから通常運転になりました。
9時前でもタクシーは畳平のゲートまで通行できたので、肩ノ小屋口までタクシーで行き乗鞍岳に登ることができました。
標高2550ｍ以上の場所では、急激な冷え込みで霜が降りたために変色してしまったところもありました。タクシーの運転手さんの話では、昨日（9月27日）はきれいな紅葉だったそうです。ダケカンバやナナカマドが茶色になっていたのは残念でした。全てが変色してしまったわけではありません。これから紅葉する木もあると思います。
肩ノ小屋口の上部には、ツララと霜柱がありました。昼頃でも解けずに残っていました。


乗鞍岳山頂からの眺め

今年の紅葉は期待できないかとあきらめていたのですが、素晴らしい光景を見ることができました。
バス停「宝徳霊神」から車道を通らずに、登山道を下って行くとこのような光景が広がっています。↓

写真では上手く色が出せないのが残念です。遠くには槍ヶ岳・穂高岳も見えました。

位ヶ原山荘上部もこれからが見ごろです。赤い屋根が位ヶ原山荘です。↓

来週末にかけて天候が安定していれば素晴らしい紅葉となることでしょう。
10月4日(土)には、いがやレクレーションランドで世界最高のアウトドア映画祭「バンフ・マウンテン・フィルムフェスティバル」が行なわれます。アウトドアな一日を過ごすのもいいですね。
宝徳霊神から下の登山道は、石がゴロゴロしています。登山装備で行くことをお薦めします。