スノーシューで乗鞍高原を楽しむ
3月2日のニュースによれば、この冬は記録的な暖冬らしいです。3月1日の乗鞍高原は正に暖冬そのものでした。この日の松本市内の最高気温は12度。
「早くしないと冬が行っちゃいますよ~」ということで皆さんに残り少ないと思われる冬を楽しめるスノーシューのコースを紹介します。
所要時間の目安
【第三駐車場 乗鞍高原温泉スキー場】→10分→【リフト:国設第一クワッド】→リフト約8分(400円)→【子りすの径】→30分→【東大ヒュッテ】→15分→【バス停:東大ヒュッテ前】→乗鞍エコーライン20分→【原生林の小径】→15分→【牛留池】→25分→【善五郎の滝】→35分→【休暇村乗鞍高原】
リフトを乗るときにはスノーシューは履きません。手に持って乗ったほうがいいですよ。リフトから降りたら左によって端を歩きましょう。
3月1日の雪の状態はややシャリシャリでした。暖かい日だったので表面が少し溶けている感じでした。急斜面もパウダースノーなら滑り降りて行けるのですが、滑ることもなく転びもせずスノーシューの爪がしっかりと利いていました。雪がフワフワではないのでスノーシューは誰も歩いていない所のほうが歩きやすいです。
途中から子りすの径をそれて東大ヒュッテ方面に向かいます。舗装道路と思われる道に出ると注意書きがありました。スノーシューの方はクロスカントリーの滑った跡を踏まないように注意してくださいという内容のものでした。クロスカントリーは通った跡のほうが滑りやすいのです。
東大ヒュッテの前は乗鞍岳がよく見える上に、シラカバの木立が美しいビューポイントです。積もった雪がキラキラしているのを見るのも冬の楽しさですね。
原生林の小径は、写真のように木に番号がつけられています。40番が見えたら休暇村のすぐ近くです。小さな橋を渡って右に曲がると牛留池に出ます。
善五郎の滝は、崩れていました。水しぶきをあげて流れている姿に驚きました。信じられない光景です。暖冬だとは思っていたのですが、ここまで暖冬だったとは。もう少し寒くなってほしいと思ってしまいました。
3月22日までの土曜日、日曜日、祝祭日は無料シャトルバス(要予約)が松本市内から出ています。今回紹介したスノーシューのルートはバスの時間に十分に間に合います。温泉に入る余裕もありますよ。バスを利用して是非楽しんでいただきたいと思います。
バスの問い合わせ先:アルピコハイランドバス TEL0263-39-8800 受付時間は9:00~18:00
乗鞍高原温泉スキー場のサイト内「無料シャトルバス」をご参照下さい → こちら