2023セイジ・オザワ 松本フェスティバル 温ったか出前コンサート in 松本市立病院 2023.8.21
コロナ過でしばらくやることができなかった「温ったか出前コンサート」
今日は 松本市立病院(波田)で患者さんや医療関係者向けに OMFオペラ「ラ・ボエーム」の中のアリアを抜粋して演奏しました。
今回来てくださったのは、
ミミ役の中川育文さん
ロドルフォ役の澤原行正さん
ムゼッタ役の別府美沙子さん
マルチェッロ役の井出壮志朗さん
コレペティトゥアの矢崎貴子さん
このオペラを知っている人はいないようでしたが、井出さんがオペラのあらすじもわかりやすくお話ししてくれました。
ロドルフォとミミが恋に落ちるときの自己紹介の曲。中身は「僕はロドルフォ、詩を書いています」それだけ。
ムゼッタとマルチェッロはこのお話が始まる前に付き合ってて別れちゃったけどお互い気になっている。
ムゼッタが同じ店の中にいるのになぜこっち向いてくれないかしらと焼きもちをやかせるところの曲。
二組のカップル、2月の寒い雪の降る中、ロドルフォとミミが喧嘩をしてしまいロドルフォが家を出てしまう。ミミは近頃ロドルフォが冷たいのよとマルチェッロに相談に行くところの曲。
ロドルフォが店から出てきてマルチェッロに、実はミミは病気なんだ、僕はお金がないし何もしてあげられないしと言っているのをミミが聞いてしまう、ミミとしてはわかったわ、なら別れましょうという曲。
ロドルフォとミミ、暖かくなってから別れましょう、詩を書く人のロドルフォなのでロマンチックな曲と、
ムゼッタとマルチェッロもなかなかうまくいかなくて喧嘩別れしてしまう、ガヤガヤがやがや痴話喧嘩のような曲
全く違う音楽がうまく融合した4人で歌う曲
最後はみんなで「ふるさと」を歌って終わりになりました。
終わりに病院事業管理者 北野喜良先生からお礼のご挨拶。弾いていたピアノも6月にイギリスから来たピアノだそうで、今日はいい音楽を聴けて良かったとひとりひとりのお名前を呼んでお礼しました。
松本市立病院の中にも音楽部があるそうで先生も入っているとか。
音楽はいいですね。