着心地良く、ちょっとおしゃれなお手頃価格のお店「絹工房」
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松本市中山地区、松本市立考古博物館のすぐ近くにあるお店「絹工房」を紹介します。
絹工房さんは、「絹」の漢字が付くように絹に縁がありました。
元々は松本市の女鳥羽で製糸工場を営まれていました。
今から28年ほど前に、冷え取り健康法をしている方から絹の靴下や肌着を作ってもらえないかと相談されたことがきっかけで、オリジナルの商品を作ることになりました。その後、冷え取りの絹製品のサテライトショップとして中山に店を構えることになりました。それだけでは、なかなか人が来ないと思い、カルチャー教室も一緒に始めたそうです。
絹製品だけではなく、着やすく、ちょっとおしゃれなお手頃価格の洋服も並べ始め、雑貨やアクセサリーなどもあります。絹工房オリジナル品と作家さんの手作りの品などが、た~くさんあります。
絹工房オリジナルの洋服
絹工房オリジナルの洋服と国産ニットブランド「BUTAPANA」(ブタパナ)のストール。
BUTAPANAのニットはウール100%でもチクチクせず、ふんわり柔らかく気持ちいい触り心地でした。
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タディングレースのアクセサリーがあり、素晴らしかったのですが、繊細さをうまく写真に撮ることができませんでした。案内につけられていたタディングレースも素晴らしかったので撮影しました。
2018年2月3日に安曇野スイス村サンモリッツ大ホールで行われる「信州なでしこマーケット」に絹工房さんが参加します。BUTAPANAのストールとオリジナルの洋服、タディングレースの手作りアクセサリーも販売されるようです。 「第14回信州なでしこマーケット」のHPをご覧ください。
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バッグも。
ピンク色のバッグは、ラム皮のなめらかで柔らかい生地と麻織の生地が合わされていました。麻織にはステッチもあり、繊細さに圧倒されます。手に持った瞬間に「これ、いいな~」と思わず言葉が出てしまいます。職人さんの手作り品なので、傷んだ時には修理もしてくれるそうです。
長野県飯田市の伝統工芸「型染め」の商品もありました。表地が絹、裏地が綿の布です。
お店を始めた時からの定番商品、繭、絹100%の5本指靴下、シルクタオル、真綿。
絹の5本指靴下は記者のお気に入りでリピートしております。
店内には壁にもリースが飾られていたり、床のかごにはお買い得品が入っていたり、じっくり見ればお気に入りの品物が何か見つかりそうな感じです。
コットンのふきんもお使い物に人気とのことです。
どれもお手頃価格がうれしいです。
いろんなものがお店の中にありますが、「品物は人の縁で増えていきました。お店を始めたばかりの時には、洋服を売るようになるなんて思ってもいませんでした。」と清水店長さん。
<カルチャー教室の案内>
織(織物)、染色、ポタリーペイント(陶器の絵付け)、パッチワーク、洋裁、草履編(布草履)・クラフト、ビーズ、ビーズ刺しゅう、グリーンレッスン(寄せ植え・アレンジメント)、クラフト(クラフトかご作り)、絵画、編み物。全部で12教室もあります!
取材に伺った日には、冷え取り健康法の講習会が行われていました。
【市民記者 こばやし】