春を待つ涅槃図開催中 「松本市立博物館ミュージアムショップ」はしごマップ協力紹介⑮

2025.2.13
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春を待つ涅槃図開催中 「松本市立博物館ミュージアムショップ」はしごマップ協力紹介⑮

2023年10月に移転リニューアルオープンした松本市立博物館

春を待つ涅槃図

現在 2階特別展示室では「春を待つ涅槃図展」開催中です。

お釈迦さまが入滅したとされる2月15日には、その遺徳をしのぶ涅槃会が全国各地で行われてきました。年に一度、この法要の際に本尊として掲げられてきたのが涅槃図です。4月8日に行われるお花まつりの誕生仏とともに、涅槃図は寺の必需品のひとつとして備えられたため、庶民にとっても身近な仏教絵画といえます。ここ松本においても、お寺や地域ごと、ところによっては特色ある習わしとともに大切に受け継がれてきました。
この地に伝わる涅槃図が一堂に会する本展で、それぞれに込められた歴史や物語が解き明かされていきます。(公式サイトより)

 

 

2階

 

中は撮影禁止なので、写真はありません。

チケットを購入した時に頂いたパンフレットの写真です。

涅槃図A

2月6日の市民タイムスさんの記事によりますと
「涅槃図チラシにレア版」8枚に1枚の割合でレア版が潜んでいると書いてありました。

確認するとまさにレア版でした!

多くのチラシには市重要文化財に指定される「西善寺(和田)の涅槃図で、中には「放光庵(大手5)」のレア版も混ざっているそうです。

B面

涅槃図B

展示は想像以上に面白かったです。

特に最初に仏教用語の解説説明展示があり、よく聞く名前の意味なども知れて勉強になりました。

長野の絵解きを広める会 長野郷土史研究会副会長小林 玲子氏による涅槃図を解説する動画が流れていてこちらも大変勉強になりました。

松本市内のお寺に保管されていて、お釈迦様の入滅した2月に公開されるそうです。信州では、旧暦を使うことが多いので、3月に公開されるお寺さんが多いそうです。

ミュージアムショップ

1階 ミュージアムショップでは、涅槃図展オリジナル商品が販売されています。

ミュージアムショップ

長野県特に北部・中部では、涅槃会の日には、やしょうまを作りお寺や家の仏壇にお供え物にするところもあるそうです。

やしょうま

レジカウンターの壁には、はしごチケットの使い方の説明を提示して頂いています。嬉しいです。

レジカウンター

 

涅槃図展 オリジナル商品 博物館でカフェを営業しているハイファイブコーヒースタンドさんオリジナルブレンド珈琲を購入しました。2回分入っています。

はしごチケットサービスは、100円割引きして頂きました。

珈琲

図の絵解き

かつて仏教の教えを広めるため盛んに行われていた絵解きを博物館で再現します。

日時:①令和7年2月1日(土)終了  ②2月15日(土)
両日とも午後1時30分から
講師:小林 玲子氏
(長野郷土史研究会副会長・長野の絵解きを広める会代表)

お申し込みは不要。特別展会場に直接お越しください。
(ご参加には観覧チケットが必要です)