#マツモト建築芸術祭16 アルモニービアン(旧第一勧業銀行松本支店)⑬

2022.2.20
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#マツモト建築芸術祭16 アルモニービアン(旧第一勧業銀行松本支店)⑬

マツモト建築芸術祭も本日2月20日で終了してしまいました。とても楽しかったです!
コロナ禍で展示が中止になった松本聖十字教会以外すべて見ることが出来ました。
18箇所目は、

アルモニービアン(旧第一勧業銀行松本支店)⑬

丸の内hテル

丸の内ホテルに入ります。

係の人に検温してもらい、名前と連絡先年齢を記入したら、エレベーターまで案内していただき8階に行くように教えてもらいました。

丸の内ホテル8階窓

丸の内ホテル8階窓

8階の窓から下を覗き込む

アルモニービアンの屋上に張られて白いフィルムが今回の作品のようです。

アルモニービアン(旧第一勧業銀行松本支店)

中島崇 Takashi Nakajima

昭和47(1972)年東京都生まれ。平成6(1994)年、桑沢デザイン研究所写真研究科卒業。平成13(2001)年、ドイツ・ベルリンに拠点を置く。平成26(2014)年と28(2016)年に摘水軒記念文化振興財団の助成を受ける。現在は東京在住。

主な個展に、 「さいたま市プラザノース Domain of Art 26」(2021)、「OTAアートプロジェクト<マチニエヲカク>」(2020)、「JR宇和島運転区扇形車庫再生準備事業」(2020)、「JR EAST meets ART@高輪ゲートウェイFest」(2020)、「交流の形 SHIBAURA HOUSE」(2020)などがある。グループ展には、「大田区OPENアトリエ」(2021)、「富士の山ビエンナーレ」(2020)、「鉄工島フェスIRON ISLAND FES」(2019)など。

(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

中島さんの他の作品↓

国宝旧開智学校校舎⑳  コーヒーラウンジ 紫陽花⑭

アルモニービアン屋上

アルモニービアン(旧第一勧業銀行松本支店)⑬

アルモニービアン4年2月

【国登録有形文化財】【松本市文化遺産】

建築年 昭和12(1937)年 設計者 日本勧業銀行営繕課 施工者 清水組(現清水建設)

『日本勧業銀行松本支店』として、昭和12(1937)年に建設。度重なる合併で、第一勧業銀行、みずほ銀行と名称を変え、平成15(2003)年まで『みずほ銀行松本支店』として使われていた。現在は、レストラン・ブライダル施設として活用されている。設計は日本勧業銀行営繕課とされているが外部に依頼していた可能性があり、当時同銀行の複数の建設に携わっていた建築家、渡辺節が関わったとの説が有力である。

地盤が悪い場所であるため、地上3階地下1階の鉄筋コンクリート造を支える基礎は、何本もの松杭の上に施工されている。現在は吹付となっているが、外壁は石積みをかたどった目地をを入れた洗い出し仕上げだったほか、壁面にはメダリオンなどテラコッタの装飾があった。三層吹き抜け空間に設けられた縦型窓は独特のアーチを描いており、この建物の外観を特色づけている。内部は柱頭などに草木をモチーフにした鏝絵(こてえ)があり、古い室名札や金庫室の扉も残されている。

平成19(2007)年、国の登録有形文化財に指定。平成29(2017)年には、松本市近代遺産に登録された。(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

最後は、まつもと市民芸術館①に続く・・