サンリオ展 ~ニッポンのカワイイ文化60年史~

2026.1.21
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サンリオ展  ~ニッポンのカワイイ文化60年史~

きっと誰もが耳に、目にしたことがあるキャラクターを、
これまで450以上生み出してきたサンリオ。その60周年の大博覧会です。
今や世界で通用するワードとなった「カワイイ」文化の歴史そのものと言っても過言ではありません。
さて、美術館の階段を上るとサンリオのキャラクターが出迎えてくれます
 
開幕前日にはサンリオ担当者の高桑秀樹さんの解説がありました。

・「カワイイ」のはじまり
サンリオの目指したもの、それは精神的な満足感です。1960年代、女性市場が好転したこともあり、はじめは実用的なものにワンポイント入れることから始まりました。いちごを入れたことが大ヒットしたのです。1日働いて疲れて帰ってきていちごのカップ!「カワイイ」という付加価値をつけたわけです。(二番せんじのサクランボは大失敗したみたいです(笑))

・キャラクターの誕生
イラストレーターが作るキャラクター
そのころ、水森亜土のようにメッセージがデザインの中に組み込まれたいるものや、やなせたかしのようにイラストとポエムが一緒になったものなどあたらしい付加価値のついたいたイラストが出てきます。

しかし、他から借りたものでは変化させることはできないので自分たちで作ることにしたのが1970年代のことです。
昔は今のようにパソコンもないし、コピーもないし、全て手書きだったわけです。
サンリオが目指したのは、テレビのアニメキャラは番組が終わると売れなくなってしまうのではなく、コンスタントに長く売ることが大事だということでした。そこで、ひらめきではなくいろんな人のデータが入った会社としてのキャラクターを作る事でした。

そして、かわいいものを作るにはカワイイ環境、ワクワクドキドキするものを作るのだからと会社の中にこのような部屋を作って、製作していました。ここで450以上のオリジナルのキャラクターが生まれてきたのです。

こうしてファンシー市場が活性化してくると、今も活躍するキャラクターもレアなものも、たくさんのキャラクターが登場します。

          
サンリオの特徴は文具や、バッグなどから出てきたキャラクターで詳しい世界観がありません。つまり、ファンの日常に入って自分を励ましてくれるものなのです。
例えば、そのころはやっていたリカちゃんは学校へは持っていけないけれど、鉛筆やノートなどについているキティちゃんは持っていけるというようなことです。
そして、ファンの成長に合わせて変化もしていきます。
・サンリオのいちご新聞
サンリオはテレビ宣伝はしていません。ショップを、ワクワクさせる空間演出することでくちこみで育てていきました。その時でたのが「いちご新聞」。
いまでいえばSNSのように、投稿で成り立っていました。例えば「いじめが何で怒るのかな」などをみんなで考えていく。いちごメイトパーティまでやったのです。


・ハローキティ
ハローキティは作家性をなくして、ファンの年齢にあわせて、変えていきます。
罫線を取ったり 洋服を着せたり、時代の空気を取り入れていきます。アイコンまでできます。
 
・カワイイはどこへ向かう?
サンリオのキャラクターたちが何を言いたいのか。それは、2度と戦争をしないということ。このキャラクターたちは、思いやりで仲良くの輪を繋いでいく。この思いやりの気持ち受け取ってください。
 
この展示では写真のポイントがたくさんあります。
是非見に来てね。
   

さて、2階の多目的ホールには特設のショップを設け、たくさんのグッズを販売しています。
サンリオ展でしか手に入らないオリジナルグッズもあります。
(ショップのみに行くこともできます。)1階のショップにもいくつか置いてあります。
 

会期:2026年1月21日(水) – 2026年3月29日(日)
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)
会場:企画展示室

☆撮影OK!です。
会場内は撮影可能ですから、「#サンリオ展」をつけてぜひ撮影した写真をSNSなどに投稿しましょう!