「使われ続けるみすず細工」を見た方から、「ウチでも使ってるよ」と声を掛けていただきＳさん宅を訪問しました。

行李がタオル入れに


乾物入れに


脱衣かごに
痛んでいる箇所にリボンが巻かれ補強されてました。
色違いのリボンがプリティーです。


文庫にはお茶セットが入ってます。
写真が小さくてよく見えないかもしれませんが、細いヒゴで作られたとても上等品です。
感触がなめらかで、気持ちが良いです。
サイズは、外側　長さ7寸　幅5寸5分　高さ2寸、内側　長さ6寸5分　幅5寸。
　

「お弁当箱なのかな～？」と出していただいたものが・・・
ものすごいものでした！
これより大きいものが松本市立博物館にあるのですが、前面についている丸い輪は飾りだと思っていました。
飾りではなく紐を通して実用的に作られていることが、ここで初めてわかりました。
状態もとてもよく、ひたすら感動してしまいました。
とっても軽いんですよ。これも触っていて気持ちが良いです。
高さ　手まで7寸　蓋まで5寸
上　4寸5分×3寸、下　5寸×3寸5分

生活の中で使われているみすず細工は幸せでしょうね。

左の写真が松本市立博物館所蔵の手さげカゴです。
2012年2月16日現在　はかり資料館の三松屋蔵座敷2階 に展示されています。
　はかり資料館　地図

　　

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