気象・服装について
凛とした澄み切った青空に白く映える北アルプスと松本城、清らかな水が流れ込む盆地に広がる松本市は、日本でも代表的な内陸性気候・中央高地式気候の都市です。
周囲を3,000m級の標高の高い山地に囲まれている影響で年間を通して湿度が低く、年間降水量も少ない、晴れの日が多いという安定した気候です。
冬は放射冷却現象によって朝晩の気温はかなり低くなることが多いのも特徴の1つです。
また、上高地などの山岳エリアは松本盆地とは異なる日本海側気候の影響を受け、乗鞍の冬は雪に恵まれスキーなどのウィンタースポーツを楽しむことができます。
四季だけではなく、1日の中での寒暖差も激しいため、各季節に合わせた服装を準備して快適に松本旅行を楽しみましょう。
※記載している平均最低~最高気温は、市街地の気温です。山岳エリアは市街地よりも5~10℃程度気温が低くなります。
目次

春(3月~5月)
山々には雪が残り、桜や新緑の芽吹きを楽しめる季節
春は気温が徐々に上がる季節ですが、松本市では気温の変動が大きく、日中と朝晩の気温差も激しいため、重ね着による調整が必須です。
4月上旬~中旬にかけて桜が開花し、市街地から山岳エリアに広がります。5月には上高地で美しい新緑が芽吹き、乗鞍岳にはまだまだ雪が残り10mほどの雪の壁が見られます。桜まつり、工芸の五月、ツールド美ヶ原などイベントで賑わい始めます。
【3月】平均最低~最高気温:0.8〜13.5℃
寒い日には朝晩の気温が氷点下になることもある、まだまだ軽装では心もとない季節です。
3月上旬は冬用のコートがおすすめです。下旬には日中の気温は上がり春のコートで過ごせるようになりますが、プラス1枚羽織るものや薄手のマフラーがあると安心です。東京で春コートで過ごせる日でも、松本ではウール素材の冬コートが活躍します。
【4月】平均最低~最高気温:5.4〜19.1℃
気温が大きく上昇する時期ですが、朝晩はまだ冷え込みます。
日中は上着が不要なほど暑くなる日もありますが、朝晩は防寒が必要です。ウィンドブレイカーや機能性の高いアウターなど、普段の服装にプラス1 枚できる羽織があると便利です。
【5月】平均最低~最高気温:平均10.8〜23.7℃
春らしい穏やかな天候が増え、過ごしやすくなります。
日中は半袖で過ごせる日もありますが、朝晩用にカーディガンやパーカーなど薄手の羽織を持参するのが無難です。紫外線も強まる季節なので、日焼け止めや帽子も用意しましょう。
夏(6月~8月)
高原で雄大な自然を体感するのに絶好の季節
夏は都市部と同程度の気温まで上がりますが、湿度が低くカラッとした爽快感のある暑さが特徴です。紫外線が強いため日焼け対策が重要になります。
5月までは雪を被っていた山々が青々とし、山岳エリアでのアクティビティやキャンプに最適な季節です。すいかなど季節のフルーツも出始めます。国宝松本城太鼓まつり、松本ぼんぼん、音楽祭「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」、乗鞍ヒルクライム、各神社でのお祭りなどイベントが充実しています。
【6月】平均最低~最高気温:16.1〜27.3℃
梅雨時期で降水量が増える時期ですが、他の地域と比較してあまり風雨が強くありません。日中は暖かく、東京の平均気温とあまり差がありませんが、湿度が低いため、体感気温は涼しく感じられます。また、雨の日は気温が下がるため、軽いアウターがあると安心です。
【7月】平均最低~最高気温:20.7〜30.6℃
最高気温は30℃を超えることもありますが、湿度が低く、東京よりもはるかに爽やかな暑さです。通常の夏の服装で問題ありません。紫外線対策は東京以上に必須になりますので、帽子や日傘、日焼け止めをしっかり用意してください。
【8月】平均最低~最高気温:22.0〜32.4℃
1年で最も暑い時期で、最高気温が35℃近くまで上がることもありますが、湿度が低いため、東京の8月より過ごしやすく感じられます。8月中旬以降になると朝晩の気温が下がり始めるので、昼夜の寒暖差に備え薄手の羽織があると便利です。
秋(9月~11月)
山を染める紅葉と、食や芸術を楽しむ季節
秋は台風の影響も少なく晴天率が高い季節で、市街地と山岳エリアでは季節の進み方が違うので、様々な松本を楽しめる観光シーズンです。
山岳エリアでは9月下旬から徐々に木々が色づき始め、10月中旬頃に見頃になります。市街地の紅葉は10月下旬頃から始まります。りんごやぶどうといったフルーツや、きのこや新そばなど秋の味覚が豊富です。外で過ごすのにちょうど良い気候のため、街歩きや美術館・博物館巡りがおすすめです。
【9月】平均最低~最高気温:18.7〜28.3℃
月初めはまだ最高気温が30℃を超える日もあるため夏を意識した服装で良いですが、月が進むにつれて気温が低下します。下旬になると最低気温が一桁になることもあり、昼夜の気温差が大きいため、半袖に薄いアウターを組み合わせるなど、調整しやすい服装がおすすめです。
【10月】平均最低~最高気温:9.5〜20.3℃
秋本番の季節で、朝晩は冬の気配を感じるようになり、最低気温は2℃程度と冷え込むこともあります。東京でカーディガン程度で過ごせる日でも、松本ではセーターやフリースが必要になることが多いです。特に山岳エリアへお出かけの際は、東京よりも防寒アイテムを多めに持参すると安心です。
【11月】平均最低~最高気温:3.7〜15.2℃
松本では冬が本格的に到来する時期で、昼夜の寒暖差が激しく、日中暖かくても朝晩の気温が0度になることもあります。下旬には本格的な冬物アウターの出番となり、防寒小物が必須アイテムです。特に山岳エリアは雪が舞うこともあるため、しっかり準備をしてください。
冬(12月~2月)
雪景色と温泉で、心身ともに癒される季節
冬は放射冷却現象により朝晩の気温が大きく低下し、市街地でもマイナス10℃まで冷え込むこともあります。東京との気温差は最大20℃近くに達することもあります。
晴れの日が多く市街地での降雪はあまりありませんが、山岳エリアは本格的に積雪します。スキーやスノーシューを楽しみ温泉でほっと一息つくのがおすすめです。松本城天守プロジェクションマッピングや氷彫フェスティバル、あめ市といったイベントも見どころです。
【12月】平均最低~最高気温:-1.9〜8.4℃
12月になると気温が急速に低下し始めます。最低気温は-6℃程度になり、本格的な防寒対策が必要になります。東京で秋物コートで過ごせる日でも、松本では冬用の厚手コートが活躍します。セーター、インナー、手袋、マフラーなど、しっかりした防寒装備を整えましょう。
【1月】平均最低~最高気温:-3.7〜6.3℃
平均気温は0℃前後で市街地でも最低気温がマイナス10℃以下になることが珍しくありません。ダウンコートやウール製のコート、内裏起毛のパンツなど、最強の防寒対策が必須です。帽子、マフラー、厚手の手袋、ウール靴下、防寒靴も欠かせません。
【2月】平均最低~最高気温:-3.1〜7.8℃
依然として冷え込みが厳しい時期ですが、中旬頃になると若干気温が上がり始めます。1月と同等の防寒対策が必要です。日本の南岸を低気圧が通過する際に降る湿った雪は「かみ雪」と呼ばれ、冬の間に数回、積雪となることがあります。















