野麦峠
「あゝ野麦峠」で知られる女工たちの人生が刻まれた峠
野麦峠は、長野県と岐阜県の県境を越える標高1,672mの峠です。松本平や伊那の人々に飛騨鰤(ぶり)を運んだことから「鰤街道」と呼ばれた野麦街道は、かつて若い娘たちの人生を変えた峠でもあります。
明治から大正初期、飛騨の若い女性たちが、吹雪の中を命がけでこの峠を越え、岡谷や諏訪の製糸工場へ向かいました。出稼ぎへの道中、この峠で多くの娘たちが息絶えたと言われています。峠には「お助け茶屋」があり、疲れ果てた旅人たちがここで身体を休めました。ノンフィクション「あゝ野麦峠」で知られ、女工哀史を語るうえで欠かせない場所です。
毎年5月には「野麦峠祭り」が開催され、地元の奈川小中学校の生徒たちが当時の女工姿をして旧野麦街道を歩き、歴史に向き合い、先人たちをしのびます。
基本情報
- 住所
- 長野県松本市奈川
- お問い合わせ
- ふるさと奈川
0263-79-2125 - アクセス(車)
- 松本ICから約80分(県道奈川野麦高根線は、11月中旬から4月下旬まで冬期通行止)
- WEBサイト
※休館日や営業時間等が変更になる場合があります。











