標高１５００mの乗鞍高原で、初夏のお花「レンゲツツジ」の開花が始まっています。

これは、６月１０日の様子です。一ノ瀬園地つつじ園は、鮮やかな朱色が目立つようになってきました。周囲の緑も少し濃くなり、初夏の光景に移り変わってきました。
高原内では、既にあちらこちらでレンゲツツジが咲いていますが、ここのつつじ園は、毎年少し遅めに見ごろを迎えます。
　

つつじ園駐車場のすぐ脇の株は、既に開花しています。それでも全体的には、まだまだ蕾が多く、これから見ごろになるのが楽しみです。
　

こちらは昨年の画像です。６月１７日、好天に恵まれて満開のレンゲツツジをたっぷり観賞することができました。今年もほぼ同じぐらいの開花状況のようです。
　

高原では野鳥のさえずりが心地よく響いています。高い樹の上の方にとまっているカッコウや、森の中で賑やかに鳴いているキビタキを目にすると、嬉しくなりますよ。
　
一ノ瀬園地つつじ園のレンゲツツジは、来週中に見ごろを迎えそうな感じです。残雪の乗鞍岳と美しいレンゲツツジの組み合わせは、多くの方に親しまれている光景です。見上げる乗鞍岳へ「春山バス」に乗って、雪の回廊を見に行くのもお勧めです。涼やかな高原で楽しい休日を過ごせることでしょう。