【涸沢紅葉情報（最新）】
涸沢カールに登って来ました。紅葉は、例年より遅かった去年よりさらに遅れていて、ピークにはまだ数日早いとのことです。実際、まだ緑色が目立ちましたが、場所によっては見頃で、穂高連峰・カール・山小屋をバックにした黄葉の美しさは、素晴らしい光景でした！


この日は冷え込み、初霜も下りたとのことです。一気に紅葉が進み、次の週末までの１週間が見頃と思われます。昨年はこの時期に冠雪して３段紅葉となりましたが、今年は初冠雪はまだです。カールには去年の残雪がかなり残っており、このまま万年雪となるのでしょう。今年は、台風の影響がなかったため、ナナカマドの真っ赤な実がたくさんなっていました。


ここは、ピーク時には「涸沢が燃えている！」と形容される全国に名だたる名所。この日は連休初日とあって、山小屋の涸沢小屋と涸沢ヒュッテは計300人の宿泊客で、すし詰め状態だそうです。団体のお客様も多く、登山道も、横尾からのメインルートは数珠つなぎでした。


登山道途中の本谷橋です。ここもやはり紅葉の名所で、一部色付き始めでした。１０月２０日頃がピークとの予想です。


別登山ルートの「パノラマコース」も場所によりきれいに色付いており、槍ヶ岳をバックに紅葉の写真が撮れました。
また、涸沢からさらに上に登った奥穂高岳への登山ルートには、真っ赤に色付いている所があるそうです。


【アクセス方法】
上高地から明神・徳沢・横尾経由（または新村橋からパノラマコース）で約6時間登って行きます。
【写真・レポート：市民記者 松尾】