乗鞍お花情報 12
本日の乗鞍高原は午前中太陽が顔を出していましたが、3時すぎから雨が降り始めました。霧も出て幻想的な雰囲気をかもし出しています。
こんなパッとしない季節にも植物は着々と成長し、花を咲かせて、私達を楽しませてくれます。
今回は鬱陶しい気分を吹き飛ばせそうな、鮮やかなピンク色と黄色のお花をご紹介します。
左の映像は「ヤマホタルブクロ」、これから夏の間、乗鞍高原のいたるところで咲きます。今は、松本から乗鞍に向かう国道158号の道路脇の斜面などにもたくさん咲いています。大きな鐘形の花が下向きにぶら下がっている姿は、可愛らしいものです。
右の映像は「シモツケソウ」、栃木県の下野に由来する名前だそうです。花色がとても濃く、小さな花が密集して咲いていて、遠くからでも目を引きます。
左の映像は「キツリフネ」といい、漢字で書くと「黄釣舟」、何となく納得しますね。黄色い花がつり下がって咲いている様子はちょっと他の花とは違うので、初めて見た時には、奇妙な花だなと思いました。花色がピンク色の「ツリフネソウ」というのもあるそうですが、私はまだ乗鞍では見たことがありません。
右の映像は「トモエソウ」、漢字では「巴草」と書きます。花弁が名前の通り巴形にねじれているのが特徴です。