乗鞍高原 大カエデのその後・・・
乗鞍岳が雪化粧を始め、紅葉は山をどんどん降りています。
乗鞍高原内の紅葉も終盤、落葉がどんどん進み、フィナーレを飾る唐松の黄葉が始まっています。
この秋、何度かご紹介した一ノ瀬園地の奥にある「大カエデ」、今どうなっているのか?気になりませんか?
記者は一週間も様子を見に行くことが出来ず、気になって仕方ありませんでした。あの綺麗な葉がハラハラと落葉していく姿を眺めてみたい!とも思っていました。
本日、ようやく訪れるチャンスがありました。すると・・・
左)10月23日に撮影した「大カエデ」、紅葉真っ盛り、たくさんのカメラマンのモデルとなっていました。
右)本日30日の朝の様子です。すっかり丸裸になっていました。もちろん、誰も撮影はしていませんでした。落葉する瞬間は逃してしまったようです。来年こそ・・・
左)「大カエデ」の木の根元まで近づいて見ると、落葉した葉が真っ赤な絨毯のように敷き詰められていました。
右)葉をよく見ると「ハウチワカエデ」らしいと判りました。
左)周辺をウロウロしていると「ツルウメモドキ」の鮮やかな朱色の種子が眼に飛び込んできました。
右)夏に乗鞍高原のあちこちで白い綺麗な花を咲かせていた「ノイバラ」の赤い実もたくさんありました。
左)一ノ瀬園地から鈴蘭に向かって戻る途中には立派な「ミズナラ」の大木が鎮座しています。
右)その根元にはたくさんの「ミズナラ」の赤ちゃんがいました。こんな小さな一枝から始まるのかと木の生命力と成長に感動です。
紅葉は松本方面に向かって、着々と降りていますので、新島々駅あたりから乗鞍高原に向かう国道158号線沿いは前後左右どちらを見ても綺麗です。
ドライブと温泉、晩秋の乗鞍高原で落ち葉を踏みしめて歩く喜びを満喫しにお越し下さい。カメラと防寒用の上着をお忘れなく!