今年の紅葉は色付きが遅れていたのですが、やっと乗鞍高原でも少しずつ緑色だった森全体の色がくすんだ感じになってきて紅葉してきましたので、そのようすをお伝えします。

乗鞍高原内の「一ノ瀬園地」です。　道路沿いには紅葉の写真を撮っているカメラマンの方たちが大勢いらっしゃいました･･･。

道路沿いで赤く色付くのは「ヤマウルシ」の木です。高原内の紅葉の、一番最初に赤く色付くのは、この「ヤマウルシ」さんなのです。艶やかな赤い色に紅葉してくれています！　とても綺麗です。

こちらは、赤を通り越して「深紅」って言うぐらい深い色合いになっていました。色合いが一色では無くて同じ「ウルシ」でも様々な色になるのが紅葉の美しいところでもあります。

乗鞍高原・一ノ瀬園地の紅葉は、全体的にはまだまだこれからです。画像にある、毎年真っ赤になる「オオカエデ」も、まだ緑色で、上部が少～しだけ変色しているぐらいです。　でも現在は緑から黄色～オレンジ～朱色～赤色と、いろ～んな色が点在していて、これもまた綺麗です。　
（※道路から外れて入ってはいけない所でも写真を撮りたいために入って行くカメラマンの方々がいらっしゃいましたが、湿地帯の草の中には貴重な高山植物も多く、いろんな人が入ることでそれらの貴重な植物が無くなっていく恐れがあります。絶対に道路や登山道からは外れないようにお願いします）