美しい田園風景(神田)・・・ 集約化・システム化で田を守り育てる人達がいる!

2018.10.3
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美しい田園風景(神田)・・・ 集約化・システム化で田を守り育てる人達がいる!

台風24号の去った後、黙々と稲刈り作業に励む人達がいました。北アルプスを一望できる美しい田園地帯の神田、農業経営を営む森崎敬介さん(76才)は、高齢化で農作業が厳しくなった方の田を引き受け、友人達の手を借りながら、今では21町歩の広大な面積を耕作しています。この美田を残したいという人々の思いを受け継ぎ、この課題をシステム化で乗り越えています。

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トラックいっぱいに積まれた籾は森崎さんの倉庫のある精米工場へ運び込まれます。トラックはそのため何往復もします。工場では、システムに乗って自動乾燥機~自動籾すり機~自動石取機~自動選別器~自動袋詰め機を経て、一等米の条件を満たす品質となって出てきます。

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ここで、お昼の休憩です、森崎さんは、「皆から預かった田んぼで、責任があるでね」と語り、全部で83枚の田んぼ(約21町歩)を、フル装備で集約化に対応し、友人達の手を借りながら「俺だって高齢者だでね」と笑いました。

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これからの農業の課題をお聞きしました。「①従事者の収入確保が第一②次いで体力のある若者の参加③効率的な経営」と話されました。そして、「一枚一枚の田の面積がまだまだ小さい、これをなんとか整備して、もっと効率的な経営をしたい」と話されました。そして食事後も、日が沈むまで皆さん作業をしていたのが印象的でした。

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最後に、森崎さんは「お陰で私は76才になるが健康です」と言われました。そこには美しい田園風景がありました。