乗鞍高原の水芭蕉シーズン到来!
春が遅い乗鞍高原でも、ようやく白い妖精が現れました!
標高約1200mの「宮ノ原水芭蕉群生地」では、小さな水芭蕉がたくさん咲き始めています。アップにした姿はまさに「白い妖精」です。例年GW中に見ごろを迎えます。
ある年の5月1日の様子です。成長して咲きそろった光景が美しいですよ。
標高約1500mの「一ノ瀬園地」にも水芭蕉観賞にお薦めのコースがあります。今年は案内板が取り付けられましたので、これを参考に歩いてみましょう。
途中にあるキャンプ場までは、普通の靴で歩くことができますが、その先にはまだ残雪がたっぷりあります。長靴を履いて行くのがお薦めです。
「女小屋の森」あたりでは、木道から眺める水芭蕉たちが小さいながらも、白い仏炎苞を開いています。更に進んで「オソメジッケ」に行けば、すぐ足元に咲き乱れる水芭蕉たちを、踏んでしまわないように注意して歩くのが大変なぐらいです・・・
昨日は曇りの日でしたが、可愛らしい花はイキイキと輝いているようでした。ユリ科の「ショウジョウバカマ」も咲き始めたところです。これからが見ごろになるでしょう。
乗鞍高原の水芭蕉散策については、A4リーフレットの裏面が地図になっていますので、ご覧になってください。
また、5/1〜5/11の期間は「水芭蕉ガイドツアー」も実施されますので、初めて訪問される方は参加されるといいでしょう。
※冬眠から目覚めた熊が、水芭蕉の根茎を食べるために出没する時期です。必ず熊鈴を鳴らしながら歩きましょう。