乗鞍高原のレンゲツツジ
標高約1500mにある乗鞍高原 一ノ瀬園地で、初夏を告げる「レンゲツツジ」が見ごろを迎えています。
撮影は6月8日、雲があるものの乗鞍岳をバックに華やかに咲き誇る光景が広がっていました。
鮮やかな「レンゲツツジ」の花と残雪の乗鞍岳の眺めを一緒に楽しみましょう。
左の丸みを帯びた山(高天ヶ原)の斜面には、雪うさぎの雪形が見られます。
乗鞍高原内には、サイクリングロードが整備されていますが、この時期は特にお薦めです。寒くもなく、暑すぎず、爽快な気分で走ることができます。レンゲツツジと白樺の美しい自然風景の中に溶け込むように・・・
春の「スモモ」や「コナシ」の花期が終わり、現在は「ミズキ」や「ホオノキ」の樹が花を咲かせています。
種まきを待つそば畑、今年も白い花が一面に咲く夏が待ち遠しいです。
草むらでは、小さな「ヒメイズイ」が花をぶら下げていました。同じ仲間の「アマドコロ」や「ホウチャクソウ」なども足元でひっそり咲いています。
葉の上に”おへそ”のような花を咲かせた「ハナイカダ」は、ユニークな植物ですね。
花だけではありません。イソギンチャクのような形をした茸は「ホコリタケ」。「キツネノチャブクロ」なんて言う別名もあるそうですよ。
森の中を散策していると、色々なものが目に飛び込んでくるので飽きません。
高原では野鳥観察も楽しむことができます♪
美しい瑠璃色の羽をもつ「オオルリ」は、カラマツなど高木のてっぺんでさえずる姿が見られます。
木漏れ日が差す森の中で、発色が際立つ黄色の喉を見せるのは「キビタキ」。
たくさん居る野鳥たちを、声で聞き分けることができるようになったら、最高ですね!
高原の緑と清々しい空気を感じながら、散策やサイクリングを楽しむのに最適な季節です。
レンゲツツジは今週中は見ごろが続きそうです。
カメラ片手に爽やかな高原滞在を満喫しましょう。素敵な写真が撮れたら、のりくら観光協会主催の「フォトコンのりくら」に応募してみてはいかがでしょうか?