週末に上高地から奥穂高岳に登って来ました。上高地～涸沢経由で登り、帰りは岳沢から下りて来たので紅葉の状況を見ながらの登山でした。
上高地のカラマツは河童橋より上の方で黄色くなって来ています。
写真は10/19の夕刻。
河童橋付近が黄金色に染まるのは、10/25～26の週末頃との現地の方の予測です。


河童橋から明神池に向かう右岸（下流に向かって右）で真っ赤に紅葉している樹がありました。


明神池から先に行くのは登山客がほとんどですが、徳沢～横尾のあたりで写真のように紅葉が見頃でした。左の山の下の黄金色がカラマツ林の黄葉です。

涸沢に行く途中、本谷橋も紅葉の名所です。本谷橋周辺の山の赤、黄、緑の織り成す錦繍が見事でした。


涸沢は紅葉はほぼ終わり、落葉したナナカマドの実が青空や涸沢カールの白をバックに映えていました。

涸沢の手前の登山道では、まだ落葉していない所もあります。



岳沢から下りるところで見られた、見事に黄葉している木（ダケカンバでしょうか）と、対岸の美しい樹木帯です。

今年の紅葉は、全国的に暖かい日が続いて彩りが今ひとつという話も聞きますが、風雨がないため、紅葉した葉が落ちずに残っています。
上高地も今週末から、天候しだいで11月初めの連休まで、美しいカラマツの黄葉が見られるかもしれません。