かおり風景100選「大名町 シナノキ」

2017.6.23
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大名町を通行中、強い薫りに立ち止まり見上げると
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小さな淡黄い花をつけた「シナノキ」
シナノキ並木は、松本城の南の入り口から女鳥羽川の手前まで続いています。
「かおり風景100選」
環境省では、豊かななかおりとその源となる自然や文化、生活を一体として将来に残し伝えていくため、「かおり風景100選」を認定しました。
シナノキは6月中下旬に淡黄色の花を咲かせ、強く甘いかおりが楽しめます。大名町通りには昭和48年に植樹され花の咲く時期以外にも歩行者に緑陰を提供しています。
漢字では科木と書き、丈夫な樹皮の繊維を利用して作った科布を生産して朝廷に献上したという記録も残されています。シナノキはこの地方に多く自生しており、枝がよくしなることから「しなる木」と呼ばれ、さらに「科野の国」が転じて「信濃の国」となったと言われています。
現在、用途は主に街路樹、シナベニヤなど合板、樹皮は布、船のロープ、紙などに使われています。

*詳細は、松本市HPをご覧ください。
【市民記者 やまもと】