松本民芸館を訪ねてみました!

2013.8.6
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松本民芸館を訪ねてみました!

民芸館」という名前から“博物館”のような場所をイメージしていたところ、訪ねてみてびっくり!!
趣きのある長屋門をくぐり中庭の石畳を通りぬけると、まるで小さな旅館のような素敵なたたずまいの古民家風の建物の「松本民芸館」。開き戸の玄関を開けると、笑顔の素敵なスタッフがお出迎え。靴をぬいで中に入り、まるでどなたかのお宅にでもおじゃまするような気軽な気持ちで中を案内していただきました。

民芸館って?

中町(なかまち)で工芸品店を営んでいた故・丸山太郎氏が、民芸運動の父と言われる柳宗悦氏に共鳴し昭和37年に創設。平成15年には創設40年の節目にあわせ、初めての大規模改修が行われリニューアルオープン!!いわゆる美術品ではなく、庶民の日常品から故・丸山太郎氏によって見出された日本や世界の民芸品が約1000点常設展示されています。

何が見られるの?

中に入ってまず目をひいたのは丸山太郎氏直筆の言葉。
「美しいものが美しい」~知識でものを見るのではなく、ただそのものの美しさを見てほしい…という丸山太郎さんの言葉に感動を覚えました。案内してくださった方も「あえて作品の説明書きはつけてないんですよ。見る人なりに見ていただければと思って」…とのこと。
美しい染物の筒描と呼ばれるものや、大きな壷、手まりや張り子といった民芸品から、李朝の箪笥などなど。その“もの”が持っている歴史をゆっくり堪能できるよう、音のない静かな空間の中でただ自分と“もの”とが対峙する、そんな贅沢な時間が過ごせます。

2階にあがると天保4年(1833年)に作られたお蔵を移築したという太くて大きな天井の梁があり、その太さと重厚感に圧倒されました。西側に面した窓からは遠く北アルプスの山々が眺められ、静かな休日をすごすのに、観光客の方のみならず地元の方にもおすすめの新・癒し系スポットです。

記者後記・・・北原(姉)

以前千葉に住む友人宅を訪ねた際、彼女のお母さんに「どこの出身なの?」と尋ねられ「松本です」と答えたところ「あ~、民芸の松本ね!!」と言われ「民芸ですか?」と不思議に思ったのを覚えています。
今回この特集の取材に関わる中で、松本と民芸運動との深い関わりを知り、以前から訪ねてみたかった「松本民芸館」をたずねることができ嬉しかったです。