市立博物館では、博物館ボランティア エムの会と協働して、年中行事にかかわる「食」の伝承の
まゆ玉サービス
午前10時から入館者へ提供
※無くなり次第終了
場所:松本市立博物館 1階エントランス
年中行事シリーズ「まゆ玉」とは
小正月や初午などに、まゆの形の団子を木の枝にさしたもの、それを飾る行事を「まゆ玉」と呼びます。
小正月の火祭り、三九郎で焼いて食べると「風邪をひかない」「歯やお腹を病まない」などといわれます。
松本地方では、米の粉で作った団子を柳の枝にさすところが多く、団子まゆの形だけでなく色々な農作物を
かたどったものも見られます。もとは稲をはじめとする農作物の豊作を祈願して稲穂を作って飾る「もち花」「稲花」と呼ばれる行事でした。養蚕が盛んな東日本ではまゆの豊かな生産を祈り、まゆの形の団子に変わりました。