お釈迦さまが入滅したとされる2月15日には、その遺徳をしのぶ涅槃会が全国各地で行われてきました。年に一度、この法要の際に本尊として掲げられてきたのが涅槃図です。4月8日に行われるお花まつりの誕生仏とともに、涅槃図は寺の必需品のひとつとして備えられたため、庶民にとっても身近な仏教絵画といえます。ここ松本においても、お寺や地域ごと、ところによっては特色ある習わしとともに大切に受け継がれてきました。
この地に伝わる涅槃図が一堂に会する本展で、それぞれに込められた歴史や物語が解き明かされていきます。
関連事業
涅槃図の絵解き
かつて仏教の教えを広めるため盛んに行われていた絵解きを博物館で再現します。
日時:①令和7年2月1日(土) ②2月15日(土)
両日とも午後1時30分から
講師:小林 玲子氏
(長野郷土史研究会副会長・長野の絵解きを広める会代表)
お申し込みは不要。特別展会場に直接お越しください。
(ご参加には観覧チケットが必要です)
ミニ展示 涅槃会とお供えもの
多彩で目にも楽しい涅槃会のお供えものを紹介します。
期間:本展開催期間中
会場:2階図書情報室
早春の行事食 やしょうま作り
日時:令和7年2月11日(火・祝)
午前10時から午後1時(予定)
会場:大手公民館料理実習室
定員:10名程度
要申し込み
(令和7年1月6日(月)申し込み開始。詳細は後日発表します)
ギャラリートーク
日時:①令和7年2月8日(土) ②2月22日(土)
両日とも午後1時30分から
解説:担当学芸員
お申し込みは不要。特別展会場に直接お越しください。
(ご参加には観覧チケットが必要です)