大日堂の八重桜
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松本市沢村にある「大日堂」4月26日(火)八重桜が咲いています。場所は、松本市中央図書館の北にあります。
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まつもと文化遺産「大日堂」
地域の人々に大切にされ伝承されている文化財です。
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まつもと関連文化遺産
東西の大門沢川が合流する一帯は水の便に恵まれ、縄文の昔から人が集まり、集落遺跡や古墳が残ります。戦国時代に小笠原長時が戦勝祈願をしたと伝わる大日堂にはかつて修験者がいて、今も大日如来座像などの諸仏が安置されています。毎年3月には「数珠回し」で人々は地域の安全を祈ります。また、この地は城下町の北のはずれで、沢村の村ざかいには道祖神がまつられています。松本城主水野忠清に由来する賢忠寺跡や首貸せ地蔵尊は、松本城との関係を物語る文化財です。これらの文化財群からは、古代から現在にいたる人々の信仰や地域の営みを浮かび上がらせます。(松本市HPより)
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天文20年(1551)ころ小笠原長時がここに戦勝を祈願したと伝えられるので、この頃には存在していたと思われる。歴史年表に、」「天文二〇年小笠原長時、村上義清の授けにより武田晴信の兵を野々宮に破る」とある。
堂内には鎌倉・室町期の大日如来座像・不動明王像二体・毘沙門天等が安置され、大日如来像は逸品と鑑定されている。
室町時代の作と見られ賢忠寺に納められていたものが廃仏毀釈後ここに納められたのではないかとの推測もある
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