城下町を守るためにあったお寺「長称寺」「林昌寺」から松本城総掘りへ桜散歩????
松本城の城下町の東側には善光寺街道の通りである東町が南北にとおり、その東側には上横田町・下横田町が東町に並んでありました。
横田町の東側は城下町の外れになります。ここにはお寺が置かれていました。
これらのお寺は、城下町が造られた時に、城下町を守るために計画的に造られました。
他の城下町にもお寺が集まっている町があって、寺町という名の町になっているところもあります。松本では寺町と呼びませんが、ほかの城下町と共通しています。
*国宝松本城HPより
長称寺
長称寺境内の枝垂れ桜
長称寺
浄土真宗大谷派、本願寺末寺、木曽山義仲院長称寺。本尊は阿弥陀如来です。上横田町。
寛永2年(1625)松平丹波守康長が、寺を和泉町に移し帰依しました。明暦2年(1656)に、水野出羽守忠職(水野家第二代城主)が寺院を建築し万治3年(1660)できあがりました。
戸田光和(みつまさ)(後の戸田氏第四代城主)の生母の墓があります。
墓石表に「壽專院殿快顔智慶大姉」「天明八年(1788)庚申十月二十六日」と刻まれています。戸田光雄准室光和生母久田氏です。
林昌寺
浄土宗、知恩院末寺、稲荷山林昌寺。本尊は阿弥陀如来。上横田町。
松平丹波守康長がこの寺に帰依して、稲荷山清伝院林昌寺と改めさせました。一説には、犬飼治右衛門康樹、法号を林昌という人が林昌寺と改めたともいいます。寺の庭園に藩主水野候の築設に係ると言い伝えられる皷ヶ瀧があります。
林昌寺の境内の一角に稲荷社「林昌稲荷」があります。*国宝松本城HPより
林昌寺
1本桜の木がありました。同じ木に色が異なる花が咲いていました。
林昌寺の一角に南に稲荷社があります。
横田町から東へ向かいます。狭い小路を通り抜けると・・
国宝松本城総掘りに突き当たります。
総掘りの桜
片端の総掘りの桜
桜は満開です????