オープンガーデンの家 閑静な日本庭園「池上百竹邸」
旧町名「葵の馬場」に位置する「池上百竹邸」は、松本城北の外堀の道路を挟んだ場所にあります。
明治から昭和を生きた呉服商、故池上喜作氏が多くの文化人と交流を深めたゆかりの旧邸です。
日本の伝統を伝える和室と茶室、露地や竹林の閑静な庭園からなり、仲間との語り合い、学習の場として利用できます。
松本オープンガーデンの家
松本市では、「松本オープンガーデンの家」に登録されているお家のお庭を無料で見学することが出来ます。
細かいルールなどは、公式サイトをご覧ください。
閑静な日本庭園
池上百竹邸は、3つの和室と1つの茶室があります。事前に予約して有料で借りることが出来ます。
明治から昭和を生きた呉服商池上喜作氏。少年期に正岡子規の俳句・短歌に惹かれた喜作は、子規との門人たちの作品を集めるようになり、さらには子規と関係のあった人物たちとの交流を通して、絵画工芸 民芸の分野にまで蒐集の範囲を広げました。また、自らも俳句短歌書画をたしなんでおりました。(公式サイトより)
趣のある庭を眺めながらお茶会や句会など催すのに、とても良い場所です。
竹林のある閑静なお庭です。
館内の案内図は、こちらをご覧ください。
松本神社の北側は、お堀がありました。その堀の北側は、東西の一直線の道で、馬場に使われていました。馬場は馬の稽古をするところです。城のまわりに、柳の馬場(市役所の東の通り)、葵(あおい)の馬場(松本神社の南の通り)と、この北馬場(きたばば)がありました。
昔あった堀は、今は埋まってしまって残っていませんが、観察すると松本神社から東の方にむかって、裁判所、市の駐車場と土地が長方形に区切られていることが分かります。これが昔堀だった跡。松本市今井に市民プールが移る前は、ここに市営プールがありました。
(国宝松本城公式HPより)
松本城の北側は、総掘りが埋められた跡に市営プール、テニスコートなどスポーツ施設が作られたそうです。市営プールは、上記のように今井に移転して、テニスコートは、松本城の駐車場を作るために、旧開智学校校舎の北の公園の東側に移転されました。