②池上邸 土蔵#マツモト建築芸術祭 松本の2月を彩った芸術祭ありがとうございました。

2023.3.2
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②池上邸 土蔵#マツモト建築芸術祭 松本の2月を彩った芸術祭ありがとうございました。

2023年2月26日に終了した「マツモト建築芸術祭」まだ投稿していない会場を投稿していきます。

池上邸蔵

池上邸土蔵

松本市中央3丁目13-15 10:00〜17:00

建築年 明治時代 設計者 不明 施工者 不明

松本の城下町の外側に位置し、かつて庄屋を務めていた家の土蔵で、明治時代に米蔵として建てられたもの。北側には湧水が集まってできた蛇川が流れ、その石垣を兼ねた石積みに切り石を敷いて基礎にしている。基礎は高めに造られており、水害に備えて中には砂利が詰められたとされる。

外部腰壁はなまこ壁ではなく、モルタルの鏝(こて)仕上げと洗い出し仕上げをモダンに組み合わせている。屋根は寄棟で、洋風を意識して造られたことがうかがえる。土蔵の内部は、物を置いた際の壁の保護を目的に、壁の下半分に落とし板が入れられている。小屋組みはトラスで組まれている。

毎年5月に、あがたの森公園を中心に松本市内で開催されるイベント「工芸の五月」の会場として、長年使われている。土蔵と水路、そして長野県中央部の松本平特有の本棟造(ほんむねづくり)と呼ばれる形式の古民家の主屋が創り出す空間が、松本らしい景観として多くの人に親しまれている。(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

池上邸土蔵
池上邸土蔵

アーティスト 井田幸昌

平成2(1990)年生まれ。鳥取県出身の画家、現代美術家。平成31(2019)年、東京藝術大学大学院油画修了。平成28(2016)年、現代芸術振興財団主催の「CAF賞」にて審査員特別賞受賞。平成29(2017)年、レオナルド・ディカプリオ財団主催のチャリティオークションに、史上最年少で参加する。同年、株式会社IDA Studio を設立。平成30(2018)年、Forbes JAPAN主催「30 UNDER 30 JAPAN」に選出される。 令和3(2021)年にはDiorとのコラボレーションを発表するなど多角的に活動し、日本の民間人として初めてISSに滞在する宇宙旅行を行った前澤友作氏によって、作品「画家のアトリエ」がISSに設置された。 

制作は絵画のみにとどまらず、彫刻や版画にも取り組み、国内外で発表を続けている。今年は国内初の美術館巡回展を発表。今後も様々な企画が控えている。(マツモト建築芸術祭公式サイトより)

 

井田幸昌

土蔵の扉を閉めた暗闇に、扉を開けると月光が刺すように、蛇が月に向かっていく姿を現しているそうです。

井田幸昌2

ボランティアスタッフの方とお話しさせて頂きました。

千葉から3泊4日でボランティアスタッフとして参加されている建築を学んでいる大学生さんです。
マツモト建築芸術祭の存在を知り興味を持ち自腹で参加されたそうです。
そのように遠方からのボランティアスタッフとして参加されている方も多くいるのが、マツモト建築芸術祭です。

 

池上邸土蔵

今年も多くの方が、マツモト建築芸術祭のパンフレットを持って歩いている姿を街中で見かけました。

寒い時こそ松本は、その魅力を発揮できるのかもしれません。美しい空と晴れた日に見える山々。
今年の2月は、大雪が降った日もあり雪景色の中で見る街中もとても美しかったです。

毎年2月は街がとても寂しくなりましたが、マツモト建築芸術祭が始まった昨年から2月がとても華やかになりました。
ぜひ来年も続けて頂きたいです。

関係者の皆さま本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

マツモト建築芸術祭の記事は、こちらの1番下にある関連ブログでまとめて見ることが出来ます。