Trad Matcha Cafe 莽 まつもと百てんプロジェクト紹介③
2024年11月にオープンした「Trad Matcha Cafe 莽」
草深さんご夫婦で経営されています。
すぐには読めない店名「莽」ぼうと読みます。
お名前の由来を尋ねると店主の苗字の「草深 くさぶか」から連想する「草ぼうぼうのぼう」というユニークな店名です。Trad Matcha Cafe は、伝統的なお抹茶を提供するお店ということかと思います。
日の出町にあります。東隣は、老舗のお寿司屋さん三重寿司さん
暖簾をくぐり抜けて店内へ
店内に入ります。
先ずは、注文してくださいとカウンターに促されます。
メニューは、6種類 お抹茶の種類は大きく分けて2種類
薄茶と濃茶 更に大小 そしてデラックスとあります。お茶菓子は、毎日変わります。
そしてそして・・
お茶碗を選んでくださいと 6種類ケースに並んでいる中から選びました。
なんとなんと・・
すべて店主さんの手作りの器 陶芸もされるんです!
3人分のお茶碗を選びました。
厨房でお茶を立てて頂く前のショット!
店主の草深さんは、裏千家の準教授でもあります。
お抹茶を点てている様子をスライドショーでご覧ください。
濃茶コンボ スタンダード
濃茶は、2杯飲んだらお湯を足してもらいます。
本日のお茶菓子は、磯村さんの柏餅
お盆は漆が塗られている木曽産で、銘々皿は今はほとんど流通してなく、木曽で探したものだそうです。
薄茶コンボ デラックス 干菓子
店内は、店主のセンスが光装飾品や仕掛けが沢山!
店主手作りの炭盆が各テーブルに置かれています。
エゾ松の上に目立つように配置されているコンセントは、「どうぞ充電してください」という心遣いが素晴らしい!
岩ヒバの置かれたテーブル
ユキノシタ 炭盆について教えてもらいました。
「信州の炭焼き職人から生まれた炭の器の盆栽」以下パンフレット参照
炭を器とした炭盆は、昭和30年頃から炭焼きと共に作られてきました。かつて炭焼きが盛んだった信州にある小さな集落「信級(のぶしな)」で今でも引き継がれ作られています。
店主の草深さんは、信州新町の山奥にある炭盆製作元「丸増」さんに行かれお店に置いてある炭盆を作りに行ったそうです。味わい深い炭盆は、お店の雰囲気によく合います。
こちらの壁に付いている木製フックも心遣いを感じます。
デザイン性にも優れたサインやフック、フリーWi-Fiなどゆったり過ごせる工夫が施されています。
店主さんは、古美術商でもあります。店内には、貴重な美術品も展示されています。
掛軸
6-7月の掛軸は、滋賀県大津市にある大徳寺派福聚院の佐藤朴堂老師が書いた「青山緑水」の一行書です。「せいざん りょくすい」と読みます。この禅語は、「自然の生命力を感じることで、人間は自然によって生かされていることを知りましょう」という意味があります。(公式サイトより)
公式サイトより以下の文章を紹介します。
冬より多少温度を下げるものの熱い抹茶を出しますので、少しでも涼を感じてもらいたいと思い、6月から8月まではこちらの黒楽茶碗(一部、土灰釉茶碗)を使ってまります。
お茶室入口
茶道体験(予約制)三畳弱の茶室で未経験者向けの茶道体験を実施中です。
以下公式サイトより情報を頂きました。
今回は、最初のお店になりましたので、スタンプラリー1軒目のスタンプを押してもらいました。