OMF 楽器クリニック
キッセイ文化ホールで金管楽器、トランペット、ホルン、トロンボーンの楽器クリニックがありました。
SKOメンバーが、松本市内外から応募した小学生以上の奏者に、パート別の基礎レッスンをしてくれるという
とても贅沢な「楽器クリニック」です。
講師陣は
トランペット:高橋 敦(45歳/SKOメンバー、東京都交響楽団首席)
ホルン:猶井 正幸(67歳/SKOメンバー、桐朋学園大学特任教授)
トロンボーン:呉 信一(69歳/SKOメンバー、東京音楽大学教授)の3名です。
まずはじめにパートごとのレッスンがありました。小学4年生から大学生までと幅が広くなってしまいましたが、
マウスピースの吹き方や基礎的なこと、普段のルーティンでやったらいいことなどから、難しいことまで幅広いレッスンになりました。
トランペット:15名(小学6年~大学2年)
髙い音がうまく出ないという子どもに、頭の中でイメージする音をまず声に出してみて、それから音にするといいと 高橋先生
ホルン:11名(中学1年~大学4年)
ブレスは大切、と楽器の持ち方から教えてくれた 猶井先生
トロンボーン:10名(小学4年~大学3年)
こんなトロンボーン吹きになりたいとイメージしながら値打ちのある練習をしたほうがいいと 呉先生
各パートごとのレッスンの後は、全員集まって「ふるさと」を合奏しました。
指揮はトランペットの高橋さん。「お互いの音を聞きあって」と。
最後に合わせた合奏はみな上達してとても良い演奏になりました。先生方は、毎年レベルが上がっているとおっしゃってました。
そのあと記念撮影をして終わりになりました。
今回講師をされたトロンボーンの呉さんは「子どもたちが思った通りの音が出た時目の色が変わるんだよね。それが楽しくてやってるんだよ」と、
ホルンの猶井さんは「自分たちも教わってきたことを触れ合いを通してリレーションシップで伝えたい。次に伝えていくことを意識している」と語っていました。
参加した子どもたちにはプレゼントのお土産がありました。