松本の冬の夜をJazz Liveで
「楽都」松本。サイトウキネンフェスティバルや鈴木メソッドが名高く、クラシック音楽が盛んな場所ですが、ジャズのライブを聞かせる店も数軒あります。
その中で、昨年熱烈なジャズファンの方がオープンされたcafé 884(カフェ ハヤシ)では、月に一度のペースで、本格的なジャズのライブが行われています。
土曜の夜、1月のジャズライブに行って来ました。
松本の東エリア、あがたの森に近い静かな住宅街にあるcafe 884ですが、昨夜は開演の前から30人程の方々で熱気むんむん。年配の方が多いですが、若い方もいらっしゃいました。カップルで来られた若い2人は、安曇野の三郷から来られたそうです。
今回のセッションは、信州で活躍されているジャズ・プレイヤーだけで構成されたとのこと。
ピアノ 飯ヶ浜 英男さん / ドラム 飯塚 理恵さん /
ベース 武井 弘明さん / ボーカル 清澤 由美さん
皆さん素敵な演奏と唄を聞かせて頂きましたが、特に、女性ドラマーでファンの多い飯塚さんのソロには大きな拍手が沸き起こっていました。
主な演奏曲は、
「Our Love Is Here to Stay」の後、ボーカルが加わり、
「That’s All」、
季節物ということで「My Funny Valentine」、
記者の好きな曲「Lullaby of Birdland(バードランドの子守歌)」
15分ほどの休憩をはさんで、
「On Green Dolphin Street」、
「The Days Of Wine And Roses(酒と バラの日々)」
の演奏の後、またボーカルが加わり、
ビル・エヴァンスが姪に送った名曲「Walz for Debby」、
レイ・チャールズの代表曲「Georgia On My Mind(我が心のジョージア)」、
「Beautiful Love」、
これも有名な「You’d Be So Nice to Come Home to」
ジャズを聞かない方でも聞いたことのあるスタンダードナンバーがほとんどで、ジャズファンでなくても聞きやすかったと思います。
次回の2月28日のライブでは、東京で活躍しているプレーヤーも加わります。
また、隣席の方が「ホテル花月」の方で、2月21日には松本城近くのホテル花月でジャズのディナーショーが行われるそうです。
他に、松本でジャズライブを聞ける店と言えば、Moon Over Street Club、陀瑠州(ダルース)とBottom Dollarでしょうか。
松本のジャズライブでは、都会の大きなライブハウスとは違って、プレーヤーのすぐそばでステージと観客が一体となってジャズを楽しめます。
昨夜も、松本の冬の夜を、Jazzの調べにたっぷり浸れました。