2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル特別イベント~チェンバロで紐解く「フィガロの結婚」
2022セイジ・オザワ 松本フェスティバル特別イベント
〜チェンバロで紐解く「フィガロの結婚」〜
8/7(日)あがたの森文化会館 講堂でありました。
まずは、オペラのできた背景やイタリアで大活躍したチェンバロについてのお話し。
オペラの始まりから喋るような歌うようなどっちでもないような表現の面白さを、合唱指揮を務める根本卓也さんからチェンバロでを弾きながら解説してもらいました。
実際はトランペットを使う場面の音などもチェンバロで弾きながら、「フィガロの結婚」の楽しみ方や楽曲の特徴を話してもらいました。
後半は「フィガロの結婚」で、演出を務めるローリー・フェルドマンさんも加わり、今回のオペラ演出ついてなど話していただきました。
18世紀にできたものを現代に合わせるようにして1930年代に公開されたもの。誰が主役かわからないような複雑なお話で、貴族社会特有の階級社会や男尊女卑を扱っている話です。そんな風刺的なメッセージがあるんですね。
チェンバロでがどんな楽器か始まる前や後に、皆さんのぞいたりして写真を撮ったりしていました。
実際に弾いてみる方もいました。
およそ70名ほどの方が話に耳を傾けました。
あ、ローリー・フェルドマンさん、松本はとても美しい街で あと、生まれて初めて蕎麦湯を飲んでなんて素晴らしいと思ったとのことです。