2017/10/13 舘野泉さん、桂重英さんの共振空間出現!(桂重英美術館でプライベートコンサート)
左手のピアニストとして知られる舘野泉さんが30年間あたためた思い、それはこの美術館で演奏することでした。ここにあるもの、それは「光と影・自然・愛」と語っています。この日の演奏は、バッハのシャコンヌから最後のカッチーニのアベマリアまで10曲。桂聰子(さとこ)さんは「画廊の絵がみんな動いていました」とその感動を話されました。
ここでは、聰子さんがギャラリーコンサートとしてフルートを奏でられてもいます。調律の鈴木日出夫さんは、手をたたきながら、「ここは、響きがとても良い」と話されました。
桂重英(1909-1985)さんは、1966年、好きだった信州の風景を描くために、北アルプスの見えるこの地(里山辺林)に居をかまえ、亡くなるまで制作を続けました。
「山頂山小屋で過ごした一週間、この世にこんな美しいものがあったのか、山々の厳かなたたずまいは、神々との巡り合いのようにすら思える程だった」と語る。
絵画作品の写真は、桂様よりお借りしたものを含んでいます。
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