高橋家住宅 2月は日曜日だけ開いています!
朝から雪がチラつく冬の空 2月5日(日)
御徒町を歩いていると高橋家住宅が開いていました。
12月から2月は、日曜日のみ開館日です。
高橋家住宅は「松本市の重要文化財」です。
手入れの行き届いた玄関から中に入り土間を抜けて、南側の庭まで入れます。
束の間 かつて武士の暮した家を眺め、江戸を思いました。
高橋家住宅は、松本市内に現存する数少ない武家住宅のひとつです。
高橋家は、美濃国加納(現岐阜市)で戸田家に召し抱えられました。享保11年(1726)に戸田光慈(みつちか)が松本藩主になると、志摩国鳥羽(現鳥羽市)から藩主にしたがって松本に移り住みました。
この建物は、松本藩が藩士の住まいとして所有していた、いわば官舎でした。建築年代は、高橋家のある徒士町(おかちまち)ができた17世紀前半から、高橋家が移ってきた享保11年までの間と推定されます。現存する武家住宅では、長野県内でも最も古い建物の一つとされ、昭和44年(1969)に松本市重要文化財に指定されました。平成16年、故高橋桂三氏から松本市へ建物が寄附され、松本市では明治16年(1883)頃の古文書に記載されている間取りをもとに、幕末から明治時代初めころの姿に復元修理しました。
平成21年5月、高橋家住宅は博物館として生まれ変わり、武士の生活の様子を伝えています
(松本市HPより)
高橋家は江戸時代には30石前後の武士でした。
加納(岐阜県)で松平に仕え、その後松平が鳥羽から松本に入封する際に
藩主に従って松本に移り、この住宅を宛がわれました。
住宅の形状は農家の間取りに似ていますが
大きく異なるのは
中床・押入れが付くという事です。
玄関に次の間があるのも一般の民家と違うところです。
詳細は、「松本市文化財HP 松本のたから 高橋家住宅」をご覧ください。
観覧できる日
・3月~11月 土曜日・日曜日・祝祭日
・12月~2月 日曜日
※年末年始(12月29日~1月3日)はお休みです。
観覧できる時間
9時~17時(入館は16時30分まで)
観覧料
無料
【松本市高橋家住宅 お問い合わせ】
〒390-0876 長野県松本市開智2丁目9番10号
電話:0263-33-1818 FAX:0263-33-1818
休館日の際は、重要文化財旧開智学校へお問い合わせください。
重要文化財旧開智学校 電話:0263-35-5725
冬には冬の美しい佇まいがある
高橋家住宅から西へ歩いていくと中央図書館があります。
そのすぐ南側には、「旧開智学校」「旧司祭館」があります。
冬さんぽお勧めコースです。