見どころたくさん!重文馬場家住宅「押絵雛展 古民家で楽しむひな祭り」
重文馬場家住宅「押絵雛展 古民家で楽しむひな祭り」
市街地から車で20~30分程(渋滞状況により異なります)離れた場所にある馬場家住宅に長い間行きたくても行けず
ようやく今回行くことが出来ました。
まわりを畑に囲まれ、自然豊かな場所です。
当日は寒の戻りで雪が舞う寒い日でした。(3月7日)
馬場家住宅は、東山山麓と呼ばれる松本市東南部の内田地区にあります。
本棟造(ほんむねづくり)の主屋を中心としたたたずまいは、「江戸時代末期の長野県西南部を代表する民家建築」として、それらが建っている土地とともに、平成8年(1996)に国の重要文化財に指定されました。
馬場家住宅からは、東に鉢伏山、西に北アルプス、眼下に松本平を望むことができ、ゆったりとした自然環境を満喫することができます。
(馬場家住宅HPより)
馬場家住宅では、ひな祭りにあわせて松本伝統の押絵雛をはじめとしたひな人形を展示します。
押絵雛とは、厚紙を切った型に綿をのせて、布で包み張り合わせた立体感のある絵で作られた雛人形です。江戸時代の終わり頃に書かれた旅行ガイドブック「善光寺道名所図会」には松本の特産品として「ひいな」が登場しています。これが押絵雛の起源といわれています。
幕末の本棟造りの建物を彩る、春の訪れを告げるにふさわしい華やかな押絵雛をぜひお楽しみください。
展示に合わせて小さな女の子(2~4歳)が着れる着物が用意されていました。
馬場家の言い伝えでは、武田信玄の家臣・馬場美濃守信春の縁者が先祖であり、天正10年(1582)頃この地に住みついたとされています。
馬場家は屋号を「古屋敷」といい、江戸時代には広大な田畑を所有していたほか、高島藩主・諏訪氏と親密な関係を持つ特別な地位にありました。
平成4年(1992)に、現在の当主である馬場太郎氏が、屋敷地の西半分とそこに建てられていた主屋などの建物を松本市に寄附しました。それを機会に松本市が復元修理工事を行ない、平成9年(1997)に松本市立博物館の附属施設として開館しました。
学芸員の方のお話では、馬場家には建築家など専門家の方も多く訪れるそうです。
こちらの天井の上にあるなぞの穴は、何の為に使われていたのは、資料が残っていないので
不明だそうです。
今は、傘をさしています。
「押絵雛展 古民家で楽しむひな祭り」
平成29年3月1日(水曜日)から平成29年4月9日(日曜日)まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
開館時間:午前9時から午後5時まで(ただし、入館は午後4時30分まで)
大人300円
(中学生以下及び松本市在住の70才以上の方無料)
◆4月2日(日)9:30~甘酒サービスを行います。(なくなり次第終了)
*詳細は「重要文化財馬場家住宅HP」をご覧ください。
【お問い合わせ先】
重要文化財馬場家住宅
〒399-0023 長野県松本市内田357番地6
電話:0263-85-5070 FAX:0263-85-5070
古い住宅と様々な種類のお雛様を楽しめました。3月はまだまだ寒い日があるかと思います。
行かれる際は、暖かい服装でお出かけされることをおすすめします。