神宿る渕、宮渕ポタリング
自転車の種類:折りたたみ自転車
所要時間:小1時間(徒歩でも)
立ち止まっていると2時間半
走った日:2008年12月14日
<ルート>松島橋~わさび田~島内第二水源地~島内第一水源地~大門沢、田川、奈良井川合流点~宮渕本村道祖神~勢伊多賀神社~加助刑場跡、弔い塚~城山給水タンク
松島橋より下流を眺めた風景です。
奈良井川と田川、さらに大門沢(古・女鳥羽川)が合流しています。
左手がわさび田と島内水源地、正面が水道橋、その脇の城山丘陵地に給水タンク、そこから少し下った丘陵先端に勢伊多賀神社と、ほぼ今日のポタの全景が見渡せます。
松島橋西端の信号を北側に入ります。すぐに眼前にわさび田が広がります。
奈良井川伏流水からわさび田を経た水路が流れていきます。
ここで立ち止まっていると、ン時間?
ここで、島内第二水源地に出ます。奈良井川を水道橋が渡って、城山給水タンクへと延びて行きます。
ここからは、徒歩で伏流水と奈良井川本流の間を進みます。
合流点手前に里芋洗いの水車発見。
さらに進んで車道に出ると、ここが島内第一水源地と水道橋。
ここから、来た道を引き返します
松島橋とそれに続く新田川橋を渡って、社会保険事務所裏側で北に折れます。
写真は新田川橋です。ここを後方へ進むと奈良井川、大門沢合流点です。
大門沢は(真偽の程はわかりませんが)付け替え以前の女鳥羽川の流路に近いといわれています。
城山丘陵の東側を南側に向かって流れる女鳥羽川水系と松本平を北側に向かってながれる奈良井川、田川がここで集合していた事は、地形的事実だと思います(多分)。
流れ定まらぬ川、神宿る渕、そこを見下ろす丘、そんな想像力をふくらませながら、この道を辿ってみましょう。
宮渕本村道祖神です。現在は、鉄道とR19によって、地形がイメージしにくいのですが、この生活用トンネル道でフラットにつなげる事で、少しだけ低湿地帯のつながりがイメージできるかもしれません。
トンネルを抜けて踏み切りを渡ってT字路を北に折れるとすぐ、右手(東側)に城山丘陵の登りです。が、すぐ登らずに南へ旧道を辿ると趣のある御堂です。
その先の石段が勢伊多賀神社です。
伊勢を逆にして多賀と合わせた何とも不思議な名の神社です。神宿る渕、流れ定まらぬ川、宮渕を見下ろす丘に鎮座します。
ーせいたかー、の名の連想から、ここにお参りすると背が高くなるという、世俗信仰もあった様です。
境内から、松島橋方面も見えます。
先程の城山丘陵の登坂を登ると正面が給水タンクです。
ここで右に折れると、加助とその仲間の刑場跡、
階段を登った奥が義民塚です。
黙祷
残念ながら、この刑場跡から現在、松本城は見えません。
ただ、少し移動すると、望むことができます。
少し登ると、ポンプアップされた、命の水を貯め込む近代化のシンボル
給水タンクです。
これで、今回の本当に短いポタは終了です。
例によって、走るよりも、イメージ(妄想)ばかりが膨らむポタでした。
尚、内容にフィクションを含みます。
皆さんもこんな気軽なポタで、松本の風景を楽しんでみたら、いかがでしょうか。
【投稿 松本ぽたりんぐクラブ】