飛鳥時代に聖徳太子が創建したと伝えられる兎川寺です。
石川数正をはじめ、小笠原氏など歴代松本城藩主の信仰の篤かったお寺です。
兎川寺
松本城藩主の石川数正公夫妻の供養塔も祀られています。
いつごろ、誰が建てた供養塔なのか詳しいことは分かっていないようです。
石川数正公夫妻供養塔
樹齢200年といわれるシダレザクラが有名で桜の時季にはたくさんの見物客が訪れます。
春は華やかに桜の華が枝垂れますが、晩秋はこんな感じです。
枝垂れ桜
小笠原ぼたんもあります。
小笠原牡丹
天文一九年(一五五〇年)七月に甲斐の武田信玄に攻められた小笠原長時は、林城館にあった純白の牡丹が敵兵に踏み荒らされることを憂えて、これを里山辺の兎川寺に託して去った。
その後同所の久根下家は、この牡丹を守り、昭和三二年(一九五七年)十一月と平成十八年(二〇〇六)一〇月にその株を松本城に移した。
これが小笠原牡丹である。(本丸庭園内の案内看板より)
2019年5月撮影の国宝松本城本丸庭園の小笠原牡丹です。白い大輪の花が咲いています。

晩秋の里山辺
里山辺