時の記念日企画展「古時計の魅力」松本市時計博物館 はしごマップスタンプラリー2
松本市時計博物館では、6月10日の時の記念日にちなむ、装飾や動きに特徴のある時計を展示し、古時計の魅力を紹介する企画展が開催中です。
エントラスに入る通路に観光案内のパンフレットと一緒にはしごマップも置いてありました。
1階展示室 エントラスホール
パネルと時計
時の記念日企画展「古時計の魅力」
3階企画展示室
時の記念日について紹介するとともに、造形に特徴のある資料や装飾が美しいもの、動きが面白いものなどを展示し、古時計の魅力について紹介します。 また、古時計説明会のために音や動きに特徴を持つキャラクター時計など含むを収蔵資料と令和2年度の新規収蔵資料をあわせて展示します。
ガラスケースに展示された時計
時の記念日
地球儀回転置時計
豊橋時計株式会社 明治32年~36年にかけて豊橋時計が製造したユニークな時計。会社の重役が不動産売買で失敗し、創業から10年で倒産。余った地球儀時計が、写真の退職時の給料代わりに支払われたとか。
ロールスロイス自動車時計 19世紀イギリス
線香時計 19世紀 中国
宝石取巻大理石飾り時計 19世紀フランス
オニックス(シマメノウ)の石枠に時計がはめ込まれている。繊細な細工の文字盤と色とりどりの高級ガラスが目を引く。
大型掛時計(新収蔵) 20世紀(大正~昭和初期) 日本製
「ひまわり時計」と呼ばれる頭丸尾長彫掛時計。側には牡丹の花などの装飾が施されている。明治から昭和初期にかけて人気を博した。
大鈴掛時計(新収蔵)20世紀 日本製(精工舎)
大正から昭和初期にかけて生産された精工舎の特徴が残されている。鈴はゴングのような大きな音を奏でる。
トランペット吹奏時計 18世紀イギリス製 時刻になると下の扉が開き、人形が出てトランペットを吹く。
どうしてもトランペットを吹く人形を見てみたいと12時になるのを待っていました。カメラとスマホで動画を撮影しようと待ち構えていたところ、動画を撮影し始めたらあっという間に終わり、カメラで撮影することが出来ませんでした。二兎追うもの一兎も獲ず(;´д`)トホホ
動画をインスタグラムに投稿します。(日々まつもとさんぽ)
ピアノ弾き人形時計 19世紀 フランス製
鳥かご型置時計
この時計は、当初アメリカから鳥かごだけを取り寄せたもので、後に本田親蔵氏により時計が施された。
驚くべきことに、カゴの中の鳥は剝製だそうです。
四ツ丸掛時計 アメリカ製イングラハム社 明治中期 明治期多く輸入されたボンボン時計。安価で性能が良い。
変形掛時計 オランダ製 貝象嵌で装飾された気品ある時計。室内での調度品として、存在感あるデザイン。
時の記念日企画展「古時計の魅力」は、6月20日(日)まで3階企画展示室で開催しています。
当日は、幼稚園の見学会もあり、大勢の園児たちで時計博物館は賑わっていました。
本田親蔵翁像
昭和49年、古時計の研究者であり技術者でもあった本田親蔵氏(1896〜1985)は、生涯をかけて収集した貴重な和洋の古時計コレクションを、人びとに永く親しんでいただきたいと願い、松本市へ寄贈されました。以来本田コレクションは、松本市立博物館を代表するコレクションのひとつとして人気を集めてきました。その後、市民から寄贈していただいた時計もコレクションに加わり、より充実した内容となったことから、さらなる活用を目指して、松本市時計博物館が開館することになりました。
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