晩秋の松本民芸館 「企画展 ~錠前・鍵がカギ~ 丸山太郎のかぎと金工展」
11月27日(火)松本市里山辺にある「松本民芸館」はすでに秋の終わりを感じます。
民芸館にふさわしい上品で落ち着いた館内
「企画展 ~錠前・鍵がカギ~ 丸山太郎のかぎと金工展」
7月からおこなわれている企画展も12月9日で終了してしまいます。
普段公開されていない品も多く展示されているそうです。
金物
鍵
松本民芸館の箪笥には様々な形の錠前が付いています。
存在感のある李朝箪笥の錠前や、複雑な船箪笥の錠前など、
丸山太郎の収集品からかぎを中心に様々な金工品を展示します。
松本民芸館 創設者 初代館長 丸山太郎氏
中町の「ちきりや工芸店」の店主の故・丸山太郎氏が、柳宗悦の民芸運動に共鳴し、昭和37年に創館しました。
松本民芸館は、民芸運動に大きく寄与した丸山太郎氏のコレクションを主に展示しています。
ご自身の作品もいくつか見ることが出来ます。
平成28年3月7日、丸山太郎の生家である「ちきりや工芸店」から寄贈された作品の1部です。
意匠が美しいだけではなく、使うことが楽しくなるような作品です。
2階の小部屋
この部屋の窓から見える景色も格別です。
とてもお天気のいい日でしたので、北アルプスも美しく臨むことが出来ます。
常念岳の向こうの穂高連峰はすっかり白くなっています。
晩秋の松本民芸館のお庭
松本民芸館館長さんにお話しを伺いますと、
春夏秋のお庭も素敵ですが、冬になると木々の葉が落ち、民芸館がスッキリ見える季節になるので
それもとても素敵とのことでした。
この企画展は、12月9日(日)までです。
12月11日(火)からは、
企画展「台湾とアイヌの工芸-衣装・木工・装身具-」松本民芸館
開催されます。