映画「流浪の月」観て来ました。ロケ地おさらい
令和3年8月~10月ごろまで松本市内で多くロケされた「流浪の月」
令和4年5月13日から劇場公開となりました。ようやく映画を観に行けました。
2020年本屋大賞を受賞した凪良ゆうのベストセラー小説を「怒り」の李相日監督「パラサイト 半地下の家族」のホン・ギョンピョが撮影監督を担当
キャストは超豪華なメンバーという期待の大きな作品です。
重たい内容なので少し心配していましたが、とても素晴らしい映画でした。
映画の中に出てくるおなじみの景色、建物が映画の世界に溶け込んでいて、心に残りました。
あらためてロケ地を過去に撮影した写真で辿ってみます。
松本ガス所有の建物
松坂桃李さん演じる文が経営する深夜営業のカフェが建物の2階にあります。1階は、アンティークショップです。柄本明さんが店主役です。
ロケ中は近寄りがたく1度も前を通らなかったことを後悔。。。
ロケ地マップから抜粋
空期感が「流浪の月」の世界観そのものでした(李相日監督)
古き良き城下町の風情と現代の趣が不思議と馴染む、松本がもつ空気感。そして主人公 文が営むカフェのイメージにピタリとはまった松本ガス所有の建物が決め手となり、映画の8割ほどが松本で撮影されました。
女鳥羽川にかかる一ツ橋から見る夕景 映画ではここに厚い雲がかかり雲が切れた瞬間に三日月が顔を出していたのが、美しかったです。
撮影のホン・ギョンピョさんの感性が冴えた映像美でした。
ロケ地マップより抜粋
ホン・ギョンピョ撮影監督「松本は、わたしにとってとても印象的な風景を持つ場所です。空、雲、美しいスカイライン。高い建物がない分、空がずっとよく見えました。マジックアワーが韓国と比べてとても長く、驚くほどに美しかったので、「流浪の月」ではその時間の撮影を特に多く行いました。大変でしたが、その時間を使って多くの美しい映像を撮ることができました。
何度か登場した女鳥羽川
映画でこれほど多くのシーンに女鳥羽川が登場したのは、女鳥羽川好きとしてはとても嬉しいです。
一ツ橋
この橋も重要な役目を担った場所です。
辰巳の庭
僅かな時間しかスクリーンには、出ませんでしたが横浜流星さん演じる亮が救急搬送される場所で、多くのエキストラさんが参加していました。
バーデンバーデン
辰巳の庭の近くにあるドイツ料理店 ここでは広瀬すずさん演じる更紗と同僚の趣里さん演じる安西さんたちとみんなで食事をするシーンに使われていました。
公園通り
JR松本駅から花時計公園、PARCOに続く夜営業の店が多い通りです。更紗が職場の飲み会の後に一人で帰っているところを安西に呼び止められ飲みに誘われる場所として撮影されています。
本町界隈
更紗が亮に暴力を振るわれて顔面血だらけになりながら彷徨い歩くシーンで千歳橋・本町通りなどで撮影されていました。
コンコースカフェ
本町通りにあるカフェ。食事・アルコールメニューも豊富です。更紗が同僚の安西の娘を預かるシーンで使われていました。
「流浪の月」パネル写真展 信毎メディアガーデン
千歳橋
ロケ地マップ
主なロケ地
- 松本ガス所有の建物 公園通り 女鳥羽川 アルピコ交通路線バス
- コンコースカフェ バーデンバーデン
「流浪の月 松本ロケ地」「松本ロケ地マップ」完成 地図を片手に街歩き
PDF版はこちら 流浪の月ロケ地MAP [PDFファイル/2.68MB]
ぜひ劇場でご覧頂きたい映画です。
松本市内の映画上映状況
イオンシネマ松本 9時半 1回のみ上映 6月30日終了
松本シネマライツ 16時半 1回のみ上映
山形村 アイシティシネマ 10時40分 1回のみ上映 6月30日終了