散歩の途中でクラフトピクニック
清水銀座方面から歩いてあがたの森に向かいます。この辺りはあがた運動公園の芝生広場や多目的広場、あがた児童センター、蚕糸記念公園など広々とした気持ちの良い空間がたくさんあり、散歩に運動に、また子供を安心して遊ばせられる場所として、多くの人に利用されています。
四谷の変電所の裏あたりに位置する蚕糸記念公園に、もともとあったバスケットボールのゴールの周りが舗装されていました。ゴールは一つだけなので、試合はできませんが、舗装されて練習がしやすくなります。コーンが配置されていたので、使用できるのは少し先のようです。
蚕糸公園を南に出ると、道を挟んであがたの森公園になります。蚕糸公園南出口脇のカフェのエントランスにはテイクアウト用なのか小屋が建っていて、アコーディオンの音色が聴こえてきました。郷愁を誘う音色に心和みます。あがたの森公園で大きなイベントがある時は、蚕糸公園が臨時駐車場になることもありました。今回のクラフトピクニックでは「駐車場はありません」とアナウンスされています。しかし横断歩道には交通整理の人がいて、横断を補助していました。
あがたの森公園入り口に、「クラフトピクニック」の看板がありました。初夏の「クラフトフェア」と比べると静かです。14日(土)15日(日)2日間の日程の始まったばかりの午前中なので、これから賑わうのでしょう。
公園内は紅葉が始まってきています。あがたの森公園は松本市緑化協会の「緑の相談所」があり、定期的に「緑陰講座」が開催されています。松本の園芸愛好家にとっては一つのメッカと言えるかもしれません。
芝生広場周辺にはテントが建っていますが、真ん中は芝生の広い空間です。子どもや子どもだった人が楽しく遊んでいました。事実、クラフトピクニックは体験型の催しで、子ども率が高いことが特徴です。
クラフト体験ができる出店者が多く、子どもたちを中心に楽しい歓声があがっていました。いかにも職人という人、個性的なスタイルの店主、ちょっとこれ部屋に飾ったら素敵だなと思える小物の数々を見て、そしてコーヒーやスイーツを提供している店などもあり、街全体ががこんな風に緑に囲まれてゆったりとした商空間だったらいいのになあと、いつも思います。
あ、散歩の途中だったんだ。もう一つの商空間、近くのショッピングモールの書店で「健康な人はみんな歩いている」という特集の雑誌を買いに行かなくちゃ。