住宅地を歩く(松本市東部エリア)

2020.10.22
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住宅地を歩く(松本市東部エリア)

朝はもう涼しいというより肌寒いのですが、日が高くなると爽やかで過ごしやすい空気に変わります。


ある統計によると、「2007年には人類史上初めて、地球の人口の半分以上が都市に暮らしていた。」とされています。(「地球環境のしくみとはたらき図鑑」トニー・ジュニパー著より) 松本は都市の文化と自然(農地や山林)の両方の魅力を兼ね備えたところかもしれません。そんなことを考えながら、畑や果樹園の中に住宅が散在する地域、商業地域のすぐ裏の住宅地などを歩いてみました。

色づく樹々の葉や、鳥が好んで食べる小さな木の実が目立つようになりました。

鬱蒼とした庭木に混じって、これは葡萄かなと思うものもあります。

ホントにここは通っていいのかと心配なほどの細い道を抜けると急に知っている場所に出ることもあります。

こんなところにこんな花が、という発見もあります。

農地と住宅地の接するあたりには農産物の無人販売所が何箇所もあります。生産地と消費者がとても接近しているなあと感じる場所です。

中心市街地や観光スポット、幹線道路の歩道や商業地区では、道ゆく人にはいちいち挨拶はしないものですが、川沿いの遊歩道や住宅地では、すれ違う人も作業をしている人も挨拶を返してくれます。


彩り鮮やかな花や木の実、収穫された作物、そして心優しい地域の人たち。私たちは、なんて豊かな生活をしているのでしょう。