世界を魅了した IMARI / 伊万里
松本市美術館で「ようこそ、華麗なる美の世界へーIMARI 伊万里」 が始まりました。
4月12日(土)~6月8日(日)
1610年代ころ、現在の佐賀県有田で作られ、伊万里港から船で各地に運ばれた国産磁器を「伊万里焼」と呼びました。
ヨーロッパの王侯貴族を魅了して輸出されていた伊万里焼は 取引先の要望にも柔軟にこたえる技術を持ち
その当時の大事な外交の役割を担っていたようです。
南側の通路の見せ方がとても面白いです。松本城の三の丸で出土の伊万里焼きが展示されています。
今回の展覧会では 輸出用の伊万里を中心に、約190点が展示されています。重要文化財を含め 美しい磁器の数々が並んでいます。
ドイツシャルロッテンブルグ宮殿の
陶器の間の伊万里焼き。
日本とは感覚が違います。
その様子が壁に投影されています。
これだけあると圧倒されますね。
お帰りには是非ミュージアムショップをのぞいてみてください。
おまけ: 作品は免振台に乗せてあります。地震がきたら大変ですから
関連プログラム こちら から
( 写真は美術館の許可を受けて撮影しています。)