「お堀の水をたどるツアー」完結編
(後編からのつづき)
ナワテ通りに出てきました。横丁では見えていた水は、また道の下に隠れました。
松本てまりをあしらった格子の蓋の下を流れています。
かつては水路に架かっていた緑橋。欄干がその名残です。
石畳ばかりに見えるナワテ通りですが、アジサイなどがキレイに咲いています。下には豊かな水があると感じさせます。
この後、水は女鳥羽川に注ぎます。石垣から水が出ているところが何ヶ所かあります。
四柱神社までやってきました。御幸橋の先は境内です。
橋のたもとに御幸橋の由来が掲げられています。
振り返ると、この春再整備された「若がえりの水」があります。
ここも水質検査が行われ、安心して飲めるように様々なデータが示されています。
残念ながら、「若がえる」かどうかはこのデータからではわかりません。
でも、願いが叶う四柱神社を背にして、女鳥羽川の眺め、樹々に囲まれて清冽な水を飲めば、身も心もリフレッシュされることは間違いないでしょう。
北門大井戸からスタートした「お堀の水をたどる」ツアーも無事ゴールとなりました。松本には他にも魅力的な湧水が数多あります。お気に入りの水を見つけてみてください。