第三十七回国宝松本城「薪能」
八月八日(水)国宝松本城本丸庭園特設舞台で、台風の進路が危ぶまれましたが、1部プログラム時間の変更がありましたが、無事「第三十七回国宝松本城薪能」が開催されました。
能「宝生流」宝生和英 師 外
能-「清経」(きよつね)金井雄資師
狂言 大蔵流
狂言-「蝸牛」(かぎゅう) 山本泰太郎師
火入れ式
厚い雲の中、日が山に落ちかがり火の火入れ式がとりおこなわれました。
松本市に在住のスペイン人のご一家の皆さんが、巫女さんより火を受け取りかがり火に点火されました。
能ー「鵺」(ぬえ) 澤田宏司師
日も暮れかがり火に照らしだされ、幻想的な能舞台に魅了されます。
鵺の亡霊が姿を変えて怪物の本性を現し登場します。
鵺の世界に引き込まれ、余韻に浸りながら今年の薪能は終わりました。