神田松本山雅FC社長、飯尾和也さん迎え「もっともっと、松本」
新まつもと物語が主催しているトーク企画「もっともっと、松本」の第3弾は、松本山雅FC社長の神田文之さん、昨年まで選手として活躍し今は松本でパーソナルメンタルサロン「コラソン」を開業した飯尾和也さん、松本市観光温泉課課長の前澤弘一さんをお迎えし、「アルウィンを訪れるアウェー・サポーターを松本のファンにできないか」をテーマに、4月27日に行われました。草間彌生さんの60余人に続き、今回も50人近い方が集まってくださいました。
神田社長は、対戦チームのサポーターにアルウィンの座席をどの程度割り当てるかに腐心しつつ、ホームのサポーターにより多く観戦していただくことでホームのアドバンテージ を作るのもサッカーの醍醐味なんですよと、日々のご苦労を苦笑いとともに披露してくれました。そのうえで「アルウィンから駅までの導線は確保している。その上で、どうそれを街中に、温泉など観光につなげるか、観光大使としてどんどん協力していきたい」と語られました。
飯尾さんは、東京出身でありながら松本で起業した理由を「松本の“人の素敵さ”を感じて」と、感謝を口にしながら、「松本にしかない魅力はいっぱいある。それをもっともっと伝えていくのが大切」とおっしゃいました。また社長の苦労やボランティアさんたちの熱心な活動の様子を聞き、「選手の知らない初めてうかがうことがいっぱいだった、今日は参加させていただいてうれしかった」と続けてくださいました。
前澤課長も実は、サッカーファンであり、子供のころから今にいたるまで選手としても活動している秘話?を披露。「駅周辺のホテルがサッカーファンでいっぱいになることもあり、J1昇格の効果をひしひりと感じている。そういう事実をもっと発信していくことで、観戦チケットとの宿泊パックだけでなく、いろんなアイデアが生まれてくるはず。市役所だけ、ホテルだけ、商店街だけというのではなく連携して検討していくのが大事」。また今年度の取り組みとして、駅に対戦相手ののぼりを立てたり、おもてなし感をもっと充実させ、バスターミナルや街への導線をわかりやすく示していくそうです。
トーク企画を聞きにきてくださった皆さんのアイデアも活発に飛び交い、有意義な回になりました。(市民記者 いまい)