国宝松本城と鷹狩
国宝松本城本丸庭園で、鷹狩の実演がありました。
いい天気で松本城も青空に映えます。
江戸時代に武家の礼法として受け継がれてきた鷹狩の文化に親しんでもらうため、松本城では今回初めてのイベントです。
松本の旧町名には お殿様の鷹を訓練していた鷹匠が住んでいた、鷹匠町、
その鷹のエサの小鳥を育てていた餌差町があります。
多くの方が見物に来ていました。
実演してくださったのは諏訪流放鷹術保存会の皆さんです。
鷹匠と言っても資格があって鷹匠補から鷹匠になって鷹師になるそうです。
まずは輪回りです。鷹がこの場所になじむようにまずはゆっくり歩いて回ります。
次に人と人の間を飛ばせる 振り替え。 鷹匠が訓練した鷹を、鷹匠だけでなく誰もが、お殿様でも使うことができるようにするものです。
案外低空飛行をするんです。
誰もができるようにと言うことで、振り替えの体験です。
菅谷市長さんも体験しました。松本城のお殿様になった気分だったそうです。
事前に選ばれた市民もふりかえの体験をしました。
皆さん鷹の目がかわいいとか、思ったより軽いとか言っていました。
今回は生餌を使わないはずでしたが、振り鳩と言って生きた鳩を使っての実演もしました。空に飛んだ鳩を空中で捕まえます。
お城の月見櫓からも鷹を放って 草むらから飛び立った鳩をとらえるというのもやりました。
そのあとは撮影会。近くで鷹を見られて、みんな盛んに写真を撮っていました。
鈴のついている鷹もいました。
鷹狩で使える鷹は ハリスホーク、オオタカ、ノスリなどです。
小学生なら高学年くらいから鷹匠になる訓練を受けることができます。
いかがですか?