北国西往還をゆく-2-【松本宿~洗馬宿】

2009.7.18
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先日、道祖神の招きに会ひて松本宿から刈谷原宿に行って以来、街道に魅せられてしまいました。ので!松本宿から善光寺西街道を南側へ、中山道の分岐点でもある洗馬宿(塩尻市)まで行ってみました。
※写真が、多くなってしまいました。すみません。
※写真にカーソルを合わせますと、私的な心の声が聞こえます。


【行程情報】
自転車:ランドナー(平坦なので「ずく」があれば何の自転車でも。)
所要時間:半日(片道約15km。)
コース:松本宿(問屋前)→村井宿→郷原峠→洗馬宿


【基本情報】
1善光寺街道
洗馬宿⇒郷原宿⇒村井宿⇒松本宿⇒岡田宿⇒刈谷原宿⇒会田宿⇒
青柳宿⇒麻績宿⇒桑原宿⇒ 稲荷山宿⇒篠ノ井追分宿⇒丹波島宿⇒善光寺宿
2街道沿いにあるもの
⇒道祖神:道行く旅人の神様。芭蕉もこの神様に招かれて旅に出たらしい。
⇒馬頭観音:昔の馬は今で言う車。交通安全の観音様。
⇒一里塚:一里ごとにある街道の標識。
3宿場町にあるもの
宿場町のシステムをよく知らなかったので調べてみました。素人が調べましたので間違っていましたら、ゆるしてください。主なものを書きます。
⇒宿場:古代~江戸時代に整備された町場。五街道以外の主要道を往還と言う。
⇒問屋:人馬の継立等々を記録したりするところ
⇒本陣:武家や公家のお偉方専用の宿
⇒旅籠:一般旅行者の宿
⇒茶屋:団子が一串三文で売っていそうなところ
⇒枡形:通りが見渡せぬように街道の端がカクカクしてたりする。


【松本宿】
松本宿問屋跡を出発します。


【松本宿~村井宿】
村井宿までは、国道19号線など交通量の多い通りを走ってゆきます。車で走ると見落としそうな一見何も無い場所に、点々と当時の街道の名残を見ることが出来ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


【村井宿】
幹線道をそれて暫く走ると村井宿に入ります。当時の名残として、本陣跡や、問屋跡などの建物が残っています。今は落ち着いた住宅地の一角と言った感じです。
 
 
 
 


【村井宿~郷原宿】
郷原宿へは再び国道19号線へ出て暫く走り、再び旧道へとそれて行きます。郷原宿は歴史的な建物が多く残る宿場町ですが、至るまでの街道沿いにも面白いものがちょこちょことありました。
 
 
 
 


【郷原宿】
この間、松本でも展覧会をやっていたプロダクトデザイナー・柳宗理さんのお父さん、柳宗悦氏も絶賛したという宿場町です。通り沿いにはこの地域の伝統的な本棟造りが多く残り、また玄関先には屋号が掲げられていました。これは確かに素敵です。
 
 
 
 
 
 


【郷原宿~洗馬宿】
洗馬宿までは果樹畑や、工場の中を通って行く感じです。そして、中山道と善光寺西街道の分岐点があります。僕は線路の分岐点が好きなので、街道の分岐点も好きなのです。さらに、途中には東京電力塩尻送電所と中部電力塩尻電力所があります。これも個人的に素敵だと思っています。
 
 
 
 
 

 


【洗馬宿】
洗馬宿は宿場町の名残はほんの少ししか残っていません。が!湧水が湧いていたり、松本にある開智学校(重要文化財)と同じ棟梁が建てたという洗馬学校の「跡」と「写真」があります。
 
 
 
 
 
 


この日は太陽がぎらぎら照りつけたかと思うと大雨になったり、暴風が吹いたりと結構大変な天候でしたが、勾配は少なく走りやすい道でした。興味がありましたら回ってみてはいかがでしょうか?
【市民記者 イシカワ】