割烹松本館で味わえる豪華なカフェタイム「館カフェ」

松本が誇る老舗割烹松本館
2年ほど前から不定期でカフェ営業をされています。
いつか行きたいと思っていたところ、県外から友人が泊まりで来たタイミングで3日立春の日が営業日のお知らせがあり
これはラッキーと出かけて来ました。

玄関に入ると直ぐにスタッフの方が出迎えて頂けます。
いつも丁寧な出迎えを頂きここから老舗のおもてなしの姿勢に敬服する次第です。

2階 大広間「鳳凰の間」
カフェは、2階の宴会場の大広間「鳳凰の間」です。登録有形文化財の認定を受けています。
「この座敷は、昭和10年(1935年)4年余の星月を掛け落成を見ましたが、設計、監修、彫刻は国宝善光寺仁王門の仁王を高村光雲・米原雲海と共に彫像した当市出身の彫刻家太田南海氏であります。」

館カフェ メニュー

抹茶と季節の上生菓子
抹茶(上林春松本店・小松の白)600円+「藤むら」さんの季節の上生菓子 450円 ドリンクセットの場合100円引き
お盆には香りのいい蠟梅と「立春大吉」とおめでたい札も添えられていました。
大変美味しく頂きました。

圧巻の天井絵
天井・障子腰他の絵画は、金子嶺挙画伯(横浜)の作品で約3年八か月松本館に滞在し描かれたものであり、祝いの席にふさわしく天井蛇腹に鶴、障子腰には亀、そして天井中央には〈百花百鳥〉を配しております。

滝上がりの鯉
右床柱の滝上がりの鯉は諏訪神社下社祭礼の際に用いられた由緒ある出し飾り山車の飾り(伝立川流三代目和四郎〈江戸末期1820年代〉作)を戴いたものです。
生き生きと彫られた「滝上がりの鯉」躍動感に驚きます。

1階 登録有形文化財「八角堂手洗」
便所棟も、旧館と同時期の建築です。
旧館の南西隅に、渡り廊下を介して接続しています。南側は別棟に接し、庭園に面する北側は西八角形型の平面をなしています。内部外部とも軸部を赤く塗り、格天井とし絵様を描き、壁面上部には中国風の欄間を設けているなど、異国風の四阿を模した建築となっています。(松本市HP 登録有形文化財より)

館カフェの営業日は、不定休です。Instagramで毎月公開されます。
2月の営業日は、3.14.19.20.23.24日の予定です。
日程が合えば是非ご来店ください。